昨夜、一緒に寝たエルヴィン。

礼を言う前にお前が落ちちまったから、一応。

俺の方こそ、長い時間有難うな。別れが名残惜しく感じる一期一会だった。
また会えたら、お前の声が聞きたいと思う。

※鍵※
幸運
夢の内容は次会えたら

おはよう、リヴァイ。
まさか私もお前が寝てしまったんだろうかと思っていたとは思うまい。
余程眠たかったんだろうと結論付けて声を発すると同時に実は弾かれていたなんて誰が想像しただろうか。

……最後の最後まで、情けない所を見せてしまったな。
あぁ、いや、笑わないでくれ。可愛いと宣うのも却下だ。
どうせ笑うのなら、次に出会った時にでもその笑顔を見せてくれ。
それなら私は甘んじて受けよう。

※鍵※
からかわないでくれ、リヴァイ

……そういうことだったのか。
落ちる直前に一つ前の発言が表示されたから不具合かとも思ったが…。
何より、少しの付き合いだったが、お前は落ちる時も紳士的だろうと思っていたから意外に感じていた。
…とりあえず、嫌だった訳ではないこたが分かって良かった。

安心しろ、笑いはしねぇがお前が可愛いのは事実だ。また誤爆をしようものなら、宣うついでに微笑ましく眺めさせてもらう。

お前が昨日言っていた言葉を、お前に伝えよう。
昨夜は幸運が上回った、というより最終的に幸運しかなかった。
お前という幸運に…エルヴィンに逢えて良かった。

改めて、有難うな。

そんな事になっていたのか。
当然、就寝の挨拶とお前が先に眠りに着くのをしっかり見届けてから私も眠るつもりだったし、もしそのまま寝てしまったのならお前の名前が消えるまではのんびり本を読んでいようと思って居たくらいだ。
いや、読んでいた、ほんの少しではあったが。眠っているのかと思ってぼんやりと…いや、もう済んだことだな。
嫌な奴とこうも長々話せるほどの忍耐力は持ち合わせていないよ。少しでもお前にそう思わせてしまったのは悔しいな。すまなかった。

幸運しか、か。光栄だな。
しかし、私もそう思っているよ。
また出逢えるような幸運は降ってくるだろうか。
私がいなくともお前によい夢が降りるように祈っているよ、リヴァイ。

いや、俺の方こそ待たせて悪かった。
待ち合わせの時間に遅れたことも考えれば、俺はお前を待たせてばかりだったな。
次回は気を付ける。…なんて、会えるかどうかも分からねぇのに考えてしまう程、どうやら俺はお前に会いてぇと思っているらしい。

幸運が何処まで働いてくれるか分からねぇが…まぁ、信じてみるか。
どうかお前にも、いい夢が運ばれることを祈ってる、エルヴィン。

…ああ。因みに。
確かに丁寧だったが損するようなヤり方じゃなかったぞ。小せぇこと気にすんじゃねぇよ、クソ可愛いな。

別段気にするような事ではないし、待つことは何も苦ではない、が。
本当に、私は今もお前の言葉を待っている。
……もしかしたら、私が待たせているのかも知れないが。

もう一度逢わないか？
どうも、私一人では良い夢見に叶う事が難しいらしい。

あと可愛いを連呼するのは勘弁してくれ。
あまり私を暴こうとするんじゃない。

言葉、な。
…って、おい。その言葉は俺が言うつもりだったんだが。

また会いてぇと思っても、どう伝えればいいか考えていた。そのせいで出遅れたか。
また一緒に寝てやる。ついでに俺の抱き枕になれ。
都合が合えば、いつでも。

可愛いものを可愛いと言って何が悪い。
お前が認めるまで言い続けたい所だが…そろそろ止めておくか。

レスポンスが遅くなってしまったな。
うっかり流れてしまいやしないかとヒヤヒヤした、すまない。
今週であれば夕方以降、いつでも大丈夫なんだが、お前はいつが都合良いだろうか。

お前の趣味嗜好はよくわからないな。
私からすれば、お前の方が大分可愛いと思うんだが。

暇な時でいい。気にするな。

そうか…俺は土曜以外22時以降に手が空いている。
都合が合わないようなら、後は偶然に任せるとするか。

おい、もう老眼になったか？そうじゃなかったら眼鏡買え。お前の視力が心配だ。