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1 エレン・イェーガー

「眠りたく無え。」

数日前、眠れないオレにそんな我が侭を言ったあの人へ宛てる。もう一度あなたに逢いたくなりました。中途半端に終わってしまったむず痒さを解消する為に、それから───……。


背中を預けられて膝枕
艶のある表情


見付けられましたか?
*『眠りたく無ぇ』俺の方が餓鬼
*震える指先で俺に触れたお前


…驚いた。
俺がお前を捜したとしても、其の逆は考えて居なかったからな。


なあ、…―――――…何時、会える。
3 エレン・イェーガー
それはコッチの台詞ですよ。眠気が酷くて途中で話が切れてしまって、兵長の「らしくない」表情を最後まで見られなかった。


オレは……きっと夜なら。偶に顔を出せない時もあるけど、普段の生活が繰り返されたら夜はいつでも逢えます。──────……返事が来て、良かった。約束なんてしていなかったから。
4 リヴァイ
………、随分と弱い顔を見せたな。お前には。
まあ、お前の興味は色事の方なんだろうが。……構わん。
肩を借りた礼も兼ねて。


奇遇だな、俺もだ。
取り分け明日の夜は都合が良い。
22時頃になるがな。
より早い時間を望むのなら、28日…明後日だと調整が利く。


お前が俺に望む事を聞いてやる。
……だから、時間を寄越せ。
5 エレン・イェーガー
い、色事なんかどうでもいい……事は無いけれど。
オレは一緒に居られるならそれで満足です。
この間みたいにゆったり時を過ごせたら───それ以上を望むなんて、幸せ過ぎて考えられない。


その時間帯ならオレも大丈夫そうです。
明日の22時、また逢えるのを楽しみにしてますね。

……今日、眠れるだろうか。
6 リヴァイ
重ね重ね驚かせるな、お前は。
お前が望む事が、至極……愛らしく、…否、良い。聞き流せ。


二度目だ。……来るからには相応の覚悟をして来いよ。
………―――――なんて、な。冗談だ。
癒しを寄越せ、癒しを。
7 リヴァイ
フリーの何れかにて、待つ。

……―――気が変わったのなら、其で構わん。
8 エレン・イェーガー
────っ、すみません。遅れました。


今から向かいます。生憎とオレにはまだ数在る兵長を名前だけで区別出来そうにないので、気付いたら部屋名教えてくれませんか。
9 リヴァイ
名前をクリックしてみろ、エレン。
ちゃんとお前に分かる言葉を入れてある。
10 エレン・イェーガー
こんにちは、兵長。───……昨晩は逢って直ぐ意識を無くしてしまって、すみませんでした。
自分でも思っていたより疲弊していたみたいで、──またオアズケ食らわせちゃいましたね。


でも、呼び掛けに応答してくれて嬉しかった。ありがとうございました。
11 リヴァイ
……―――あの一度でお前の気が充たされたんなら、…其で構わん。


愛らしいと感じた。
浚いたくなる前に、…行け。