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1 リヴァイ

ミケ班長殿。

昨夜、俺の初陣に班長として付き合ってくれたミケに宛てる。

―鍵
・生存者は新兵の俺と班長のお前のみ
・お前は2体の項を削いだ
・左足の負傷


昨夜は寝落ちしちまったようだ…すまねぇ。
久々に楽しい時間を過ごせた…この場を借りて感謝と謝罪を。

戦闘やストーリーに軸を置いたやり取り、なかなか楽しかった…また機会があれば宜しく頼みてぇ。


じゃあ、アンタがコレを見ているかはわからねぇが…改めて感謝を、班長殿。
せいぜい巨人に喰われねぇよう、その万能な鼻で生き残れ。
2 ミケ・ザカリアス
憶えのある匂いだ。
俺の腕にもまだ残っている。


・信頼
・落下
・3時の方向


この辺りで十分だろう。
昨日はこちらこそ礼を言う。
動きのある貴重なやりとりが出来て楽しませて貰った。

機会があれば壁内でその足の手当てくらいはさせろ。その後でエルヴィンには大人しく俺がドヤされに行く。
…ついてくるな、これくらいしか上官らしい事をしてやれん。


お前は大物になるだろう。
その態度も、匂いも、根性も、悪くないと俺は思う。
3 リヴァイ
まさか返事が貰えるとはな…気付くのが遅くなって悪い。


怪我は大したことない…エルヴィンには言うつもりもねぇ。
…アンタは悪くねぇんだ、怒られる必要なんかねぇだろ。
…まぁ手当てくらいは受けてやってもイイ。勿論、無事に壁内へ戻れればの話しだがな。


戦闘や情景描写を俺も好むが、なかなか交わせる機会がねぇ。
もしも、またアンタに会えるならと僅かな期待を抱きつつ…退散する。


この返事が、お前の目に留まると嬉しい…。