roomK、エレンへ

エレン、本当にごめんなさい。何度も落ちてしまうなんて何たる失態、折角あなたとゆっくり話が出来る機会だったのに…。もしも、愛想を尽かしていないのであれば、またあなたと話がしたい。胸が煩いくらいに高鳴っているの、エレンには聴こえていなかった？

鍵は
・一緒に毛布を被った
・あなたを守る
・酷い顔

あとは私の繰り返しの落ち、で分かる筈。あんな時間だったのに話し相手になってくれて有り難う。とても温かくて、有意義な時間だった。

あなたが気付いてくれることを願って。

おはよう、ミカサ。オレもお前ともっと話がしたくて、そうでなくとも感謝を伝えたくて此処に来た。…ら、見慣れた文字の羅列に思わずニヤけちまった。

(胸の高鳴りはオレのじゃなくてお前のだったんだな、…良かった。)


嫌な気持ちになんてなってねえから、落ち着け。それ、巨人に食わせんじゃねえぞ。
オレだってまだお前と話してェんだ。
なァ、ミカサ。…探してくれてありがとう。

…良かった、あなたに声が届いたようでひと安心。これで昼食も美味しく食べられる気がする、なんて冗談をひとつ。エレンとああやって過ごせる事の幸せを改めて感じられた時間だった。

…どうやら、情けない呟きも見付かってしまったようで。次にあなたに会う頃には端末の調子が良いことを願って斜め45度から手刀を落としてみたり、床に叩き付けてみようと思う。

規定に沿って隣の板に移動しようと思うのだけれど…センスの良いタイトルが全く思い付かないので、『家族の時間』で立てることにするからそちらを見つけて？

ねえエレン、あなたの温もりはとても優しくて懐かしかった。今度は私の温もりも、あなたに分けてあげたい。