捜索板

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1 星/導/シ/ョ/ウ
無糖のアイスティーみたいな
「やめて、あたしをあたしを知らない人間にしないで。小/柳/ロ/ウという名前の小さじひとすくいの砂糖は、無糖のアイスティーだったあたしの心をぐるぐるぐるぐるとかき混ぜて、アメリカのお菓子みたいな、焼きたてのショートケーキみたいな、過ぎ去った学生時代の初恋みたいな、ひどく甘ったるい味付けにするのだ。」
……お疲れさまですー、あ、はい。この鍵と呼ぶには些か長ったらしい文章に見覚えがある小/柳くんは、きっと俺が探してる貴方で間違いないはず。お元気ですか?俺は元気です。毎日、俺という一個体を任務に忙殺されつつ、寝ては復活する最低値の残機を胸の内で育てながら生きています。知ってます?自分の残機って、畑に種を蒔いて、じょうろで水を掛けて育てるんですよ。古典的だと思いません?それが嫌だとか文句をつけるつもりもないけど、俺は進化してもしきれない人間……ああいや、俺は人間じゃないから、なんだろう。蛸?いや、宇宙か。進化しても、目に見えず、やりきれない宇宙を体現していると思うとやるせなさばかりが募るなと日々思っています。え?そんなことない?なにを言ってるかわからないって?いやいやそんなのはいつも通りのことなんだから大目に見てくださいね。
さてさて、こんな長ったらしい文章で小/柳くんを誘おうとするのは何かと間違えている気がしなくもない俺でお送りしているんですけれども……え?だって長い文章、小/柳/ロ/ウなら目が滑りそうじゃないですか。そうじゃない貴方なら、尚更俺が探してる……以下略。好きだよね、ずっと。俺のこういうところ、俺のこういう思考、俺のこういう言葉。全てが小/柳くんの為に造られたんじゃないかって、小/柳くんの為に生まれたんじゃないかって思えるくらい、小/柳くんのツボに嵌ってたらしいね。いやー、そんなのって運命じゃない?運命だったら、必然だったら、それはそれは素敵ですね〜。知らないけど。
そんな運命をかなぐり捨てる必要なんてやっぱりなくて、必要なものは必要なだけ。心に空いた穴だとか、ソファーの隣のスペースが、小/柳くんにぴったりフィットするようになってしまった責任は、需要と必要のふたつの要で補ってください。カナメってタガメに似てない?あんなガニ股で目の前に来られたら、俺普通にドン引きして見て見ぬ振り……というか、知らない人の振りしちゃうけど。それでもよければタガメでどうぞ。タガメでどうぞってなんだ。タガメでどうぞ。ということで、お心当たりが有ればご連絡お待ちしております。ずっとずうっと、俺は自分のベッドの上で貴方を待って居ます。お茶は持参で。お茶請けにはハーゲンダッツと、キャラメルコーン、じゃがりこのチーズ味でも用意しておくから。

まさか、これを使う日が来るとは思ってもみなかった。って、物語の最後には蛇足が必要でしょう。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい

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