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1 岸/辺/露/伴(J/O/J/O他)
理由はもう、分かっている。
原稿を閉じた深夜に、いつものようにコーヒーを淹れるんだ。
豆も挽き具合も湯温も変えない。誰かに出すためじゃあない。
思考と感覚をきちんと現実に戻すための作業でね。
適当に済ませると集中の終わりが曖昧になる、それは長年の経験で分かっている。

ここまで読んでいる時点で、きみはもう「呼ばれている側」だと思っていい。
偶然じゃあない。
ス/タ/ン/ド/使/い同士が引き寄せられるように、同じ違和感や密度を持つ者は自然と感知し合う。
ぼくがここに文章を書いて、きみが立ち止まって読んでいる。
それだけで、もう法則は成立しているんだ。

恋愛はぼくにとって必需品じゃあない。
ただ、感覚の解像度を一段上げる嗜好品ではある。
ぼくは簡単には屈しないし、寂しさや勢いで誰かを選ぶこともしない。
それでも、理屈でふるいにかけて、観察して、なお残る相手が稀にいる。
きみがここにいる理由も、たぶんその延長線上だ。

美術館で何十枚も絵を流し見したあと、なぜか一枚の前に戻ってしまうことがあるだろ。構図か色か質感か、理由は説明出来ない。でも「見なかったことに出来ない」。
きみはきっと、そういう存在だ。

放置はしないし独占欲もある。ただしそれらはきみを縛るためじゃあない。
声色や言葉の選び方、視線が絡んで外れなくなる一拍、そういう細部をきちんと把握していたいだけだ。
気に入った相手を、視界の外に置いておけるほど器用じゃあない。

描写で触れ合いたいとも思っている。しかし勢いじゃなく、必然として距離が詰まる過程。
会話が続いて、沈黙が心地よくなって、触れない方が不自然になる瞬間。その温度や間を、曖昧に流したくない。
ちゃんと意味のある触れ方がしたいんだ。

軽い関係に物足りなさを感じているなら。
「選ばれる」より「引き寄せられる」感覚に惹かれるなら。
簡単に他のものへと揺らがない相手に安心を覚えるなら。
ここまで読んでいる理由はもう分かっているはずだ。

条件
・成人済で、恋人がいないこと。
・住みは問わない。土地が繋がっていなかったとしても、そこが禁足地じゃなければぼくは向かうことを躊躇わないね。
・属性も不問とする。ぼくの方は経験的にはタチが多いリバだから、きみに合わせるよ。
・きみがゲームが好きだと言うのなら一緒にやろう。今流行りの媒体は全て揃っているはずだ。


提供は、
この作品から
岸/辺/露/伴
ブ/チ/ャ/ラ/テ/ィ
ア/バ/ッ/キ/オ
ジ/ョ/ル/ノ

ぼく指名の仗/助、ブ/チ/ャ/ラ/テ/ィ指名のア/バ/ッ/キ/オとジ/ョ/ル/ノは僅かに優遇。
それから配信者なんかにも興味があるから、虹色の箱内の男性で擦り合わせることをしてもいいと思っている。質問として連絡をくれても構わないよ。他の姿についての相談や姿以外の相談も受け付けよう。

会話には帯を、部屋はこっちで用意する。

本文には希望する姿と自己紹介、それから「なぜ呼ばれたと感じたか」を書いてくれ。連絡頻度や恋愛観を書いてくれたっていい。
ぼくは人を読むことが好きだ。どんなに長くても手紙を蔑ろにはしない。


正直に言うと、きみを選んだあとも、ぼくは簡単には気を抜かない。でも疑っているからじゃあない。大切に扱うためだ。
気に入ったものほど雑には出来ないし、触れる回数も言葉の選び方も、ひとつひとつ意味を持たせたい。
きみが安心して目を閉じられる距離まで、きちんと責任を持って近付く。
一度引き寄せられた相手を、「慣れ」で扱うほど無神経じゃあない。
きみがここにいる理由を、これから先も何度でも確認するだろう。
それが、岸/辺/露/伴という人間のやり方だ。

年の瀬に良い出会いを。
ここまで読んでくれたことを感謝する。
[記事の有効期限(〇月〇日迄/削除する迄/〆切る迄/本文参照/等)]
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