夏の御伽噺、

月は高い。夜は短く、風は温い。
蝉がジジジと鳴いて、手を伸ばした夜空を流れる雲はゆるゆる遅くて、月明かりだけがアナタの生白さを際立てる。そうしてワタシが飲んだ息は、ひゅんっと音をたてて肺に吸い込まれました。

何の話かわからない?これは日本の夏の話。ワタシが感じた、夏の御伽。ワタシは今、この世界に舞い戻ったばかりのワタシの手をとって導いてくれる人を探しています。アナタはワタシのプリンセス?それとも、プリンスでしょうか。──Non,どちらでも構わない。後悔はさせません。どうかこの手をとって。

提供
一十木音也、神宮寺レン、愛島セシル、七海春歌、渋谷友千香
募集
虹、四重奏

媒体は帯を希望します。アナタはルームキーを持ってワタシの元へ逢いに来る。大丈夫!迎えには悪戯な黒猫がいきます。だから、アナタは迷わない。さあ、お手をどうぞ。夏の御伽の続きを、二人で紡ぎましょう。