1 ロイヤル

スコールへ

もうどの位経つのかしら?何気なく、未だ残っていたログを覗いて不意に、貴方を思い出したの。もう何年も前の話だから貴方はこの世界には居ないのかもしれないわね、此れは……私自身の区切りの意味でも有るかもしれないわ。一抹の望みを、何て、私が言うなんて可笑しいわね。
鍵は少ないけれど……
▼私は所謂オネエキャラ
▼貴方の名前は偽名
▼私は淫魔で貴方の夢を喰った

御免なさいね、本当に書いてみたら余りの少なさに我ながら悲しくなってきたわ、如何に昔の事かを思い知らされているみたい。最後の瞬間、貴方に会えなかった事を未だに後悔している私を許してね。
じゃあ―――、何時か又夢の中で。