浴衣とオルゴール

嗚呼、確かにオレは甲斐性無しの大馬鹿野郎だ。レディに諭されるなんて情けねェ…ナミさん、ラブ。

コックの命である此の両手、アンタが掴んでくれる迄は無防備に伸ばしてっからよォ。海軍の奴等に手錠掛けられる前に、また掴みに来てくんねェか？


オレにはアンタだけ。
其所に嘘偽りは無ェよ。


幸せにしてやる、此のオレが。他の野郎と幸せになるなんざ許さねェ。