青い目のエルフさん

あははっ、やっぱり我慢出来なくて…捜しにきちゃったぁ。
此処を開いた貴方はグラソン?
…そうだといいなぁ…。
あれから何ヶ月ぐらい経った?
そんなに経ってないねぇ…精々2ヶ月くらいかなぁ?
…だって、我慢なんて出来なかったから…。


ねぇ…逢いたい、逢いたいよー…。
結局グラソンからの返事聞かず終いだしさぁ…何より、逢えないなんて辛過ぎる。
貴方はそう思ってないかもだけど…。
名前で分かるかなー…って思うけど、一応鍵置いとくねぇ。


・なり茶でのやり取り
・俺は賞金稼ぎ、貴方はギルドに所属
・俺は貴方が好きで、なんだか…微妙な関係…
・貴方は俺を狼さんって呼ぶ
・貴方は詩人のエルフ

…これだけあればいいかな…。
じゃあ、また逢える事を祈って…。
またグラソンと沢山話したいなぁ…。
随分と懐かしい声だ。
…久しいな、狼さん。
不要は承知で、俺からも鍵をひとつだけ。

・お前は三番目

求める声を素通りする程、俺も薄情者ではないんでね。
俺の声が無事、お前に届いた事を確認にする為に。
―――ああ、多くをここで語るのは、野暮というものだな。

再びが在った事を嬉しく思うよ、…シラヌイ。