幾年も前の――

私と言葉を交わしていた

ルルーシュ、お前を探している。


出逢いの切っ掛けなどというものは
口にする必要も無さそうだ
私が思い当たる鍵のみを置いていく。
…心当たりがあるなら
考えてみるといい。


・黒い部屋
・平仮名のサイト名
・出入り自由
・アーニャへの言伝て
・お前が連絡先を私に教えた


…最後の鍵は、
嬉しかったが
敢えて私からはそれ以降連絡をしなかった
という事だろうな。

あれから大分経つだろうに
もう無縁だと思っていたこの世界へ
再び、少しだが…
足を踏み入れることになった。

このような形でまたお前を思い出すことになるなんて、なぁ?
自分でも驚いているさ
もしまた何かの巡り合わせがあるなら…等と思うことに。