数年前、No.4のお前。

これを見てるって事ァ、少しでも心当たりがあるんだろ?…テメェだ、ウルキオラ。


何年前かはもう忘れちまったが…俺の勝手で繋がりを断った、ウルキオラを捜してる。


〈鍵〉
・初め、俺は嘘を吐いていた
・チョコレートのリップ
・お前の誕生日は9月、俺は4月


白い蝶が届いたあの日から、ずっと後悔してんだよ。柄にもなく、なァ。
何を与えてやれた訳でもねェ、何かしてやれた訳でもねェ。なのにテメェは、最後まで甘かった。…いや、優しかった。

今更どの面下げて、って思うかもしれねェが…礼と、謝罪。まだ、してねェ。

直接それを伝えたいだけだ。まだこの世界にいるかどうかすら分からねェが。


ウルキオラ。
テメェがこれを見付けたとして、もう一度会ってやるってんなら…蝶を送ってくれ。


神になんざ頼まねェ。
が、祈るぐらいはさせてくれ。