古泉

こう呼んでここを見に来るのは、副団長であり、超能力者であるお前だ、古泉。
しかしその古泉もこの世界に何人いるかまでは知らんが、たった1人な筈もない、複数いることだろう。
だからまぁ、鍵を置いていくから、お前が俺の呼ぶ古泉だと確信を持てたら、一言くれないか。

始めは普通に完なりだった。
その内容としては、俺がお前にオセロで負け、罰ゲームとしてお前の相談を聞くからと家に行く、というものだ。
カレーをご馳走になったな。風呂も借りた。
しかし途中から、お前の背後が多忙になり半なりを使うことが多くなった。完なりも進行しつつはあったが、半なりでも仲良くなった。
それでまぁ、お前から…あるものをもらったな。それは伏せる。ちょっと恥ずかしいからな。
俺は、夢の国の土産として、アクセサリーとマシュマロを送った筈だ。ハロウィンの時のだ。
あぁ、そうだ、鈴…は元気か?名前に自信はないが、確かそんな名前をつけていただろう。子猫だ。

これだけあれば、嫌でも分かるだろ。
それでまぁ、もし分かったら、一言でいい。ここにコメントするでもいいし、メールでも、何でも。
お前が生きて、元気でやってるか知りたいんだ。別にやり直したいとかそんなことは言わん。

ただな、お前はよく体を壊してたり、職場で色々あったりと、俺を心配させるだけさせて消えやがったからな。
その心配は、今も継続中なのさ。そんな哀れな雑用係にだ、もう心配はいらんと、一言くれりゃあいいんだ。

頼むぜ。副団長。

SP感謝。