私の犬であり、私の弟子

私の多忙で、結局、自然消滅してしまった。メールの一つも返せないで、さみしがらせてほっといた。
そんなお前を、探している。

ふと、な。

この季節に、お前の面影が私の鼻先をよぎった。
気になったといえばそうだろう。
お前は元気にしてるのか?
この世界からは、抜けたかもきれないな。

私の可愛い犬。可愛い弟子。

本音なんてほとんど告げてやらんかったな。


すまない、ーーーー、
私はお前を愛していたよ。


鍵は…

両腕の無い音楽家で、ボカロP
俺様何様私様。
お前はピアノ。飯の世話から風呂の世話までさせていた。

…さて。
もしお前がきたら、抱きしめられやしないから、足で挟んでやるとしようか。