主へ

連絡を絶ってしまったのは私です。
貴方の手を離すまいと、命尽きるまで傍にいると誓ったはずなのに。
ここでは言い表せぬ理由があったのだと、今更でしょうが言い訳をさせていただきたいのです。

否、謝罪を述べる前に言い訳とは烏滸がましいにも程がありましょうか。
無論、許されるとは思い上がっておりません。
それでも貴方の声が聞きたい。我儘な私を、また叱って戴きたいのです。

太陽の貴方へ宛てて