仰夜。

タイトルが全てだ。他には鍵らしい鍵も覚えちゃいねぇくらいに昔の事だしよぉ…それに出会った場所だってこの世界じゃ決して好まれないSNSのなりサークルときた。この世界にいるのかすら分からねぇ、見つけられる可能性の方が低いのははっきりしてる。…それでも、今でもたまに思い出しちまうお前を…お前とまた話をしてぇんだ。
だらだらと連絡取り合わねぇでも、元気にしてんのかくらい一言伝えてくれたってバチは当たらねぇだろぉ?あの頃使ってたこの姿も今じゃ似非もんだぁ。もしお前がこれを見てるなら、そっちも適当に好きな姿でいい、声を聴かせてくれよ。

あ゛ー…鍵でもねぇが、最後にもう一つ。
…月を仰ぐ度に、お前を思い出す。
やっぱり此処等にはいねぇかあ…。だが、オレは諦めが悪いんだあ!!いつまででもお前を待つ!鍵が欲しけりゃ聞けぇ、タイトルにピンとこなけりゃ人違いな可能性大だがなあッ!
…またお前を思い出しちまったんだ、どれだけ長く話してたかも覚えていねぇが…それでも任務が終わってから毎日話してたと思う。絵文字やら交えて痛々しくなあ?また出会えたら…何がしてぇか考えとくぜぇ。
悪ィな、また思い出しちまったんだよ。お前は変わらず元気でやってんのか。万に一つでもその目に留まる可能性があるなら、そいつに賭けるまでだあ。

他に鍵があるとしたら…舞台は学園、お前はオリキャラだったが後でボスの姿でもやっていた記憶がある。それと、汐華初流乃の名。これでお前なら気付ける筈だあ。俺の事を未だに覚えているならの話だがなあ?

連絡先を変えたんで声を掛ける時は此処から頼むぜえ。待ってるぞお、仰夜。