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1 L A 近頃、ふとした瞬間に君の事を思い出す。何故だかは分からないがね、不思議な物だ。……約束を破り、逃げ出したのは私だというのに。 君からしてみれば何を今更……という所だろう。いくら恨み言を言っても良い立場だ。存分に罵ってくれて構わない、それだけの事をした自覚はある。 ……その上で、こうして身勝手に君を探そうとしているのは……私の中であまりに、君の存在が大きく残っているからだ。君と観た作品に触れる度、君と過ごした日々を思い出す。離れて季節も幾つか移り変ったが……それは私の中に今も色濃く残っている。……私達の関係は恋人ではなかった。だが、それよりももっと深い物を感じていた。確かに、幸せだった。