捜索板

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1 赤秀井一
ぺんぎんとピアス
此処にこうして言葉を残そうと思ったのは丁度七夕という時期だからなのか、俺自身にも分からない。君にもう一度逢えるのなら、偶にはこうして儚い望みを短冊に認めるのも悪くないと思ったまでだ。
あの頃からもう直ぐ一年だろうか。君は今どこで何をしているのかすら分からない。元気に暮らしているのならそれでいいとも思う。ふと君を思い出してしまう俺の弱さを隠して此処に残しておきたいとそう思った。二度目の捜索なんて君はきっとされると思っていないだろう?

鍵を挙げるとするならば
ぺんぎん
ピアス
胡桃
俺と同名の友人
婚約者
からあげと作曲家
大阪
風景の写真

ひとまずこれくらいにしておこうか。また君と出逢えた時にはあの頃とは違う関係を一から築いていきたい。友人としてまた言葉を交わしたいと願う。

織り姫と彦星の様に一年に一度でも出逢えるなら俺はまた君の名を呼ぶだろう。どうしてか今無性に君に逢いたい。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない(はい/いいえ)]
はい

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