捜索板
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1 郁兎(創作)
俺の恋人だったオッサンへ
鍵…黒い首輪、指輪、長文のラブレター

俺の名前と鍵に見覚えある様なら、俺の探してるアンタだと思う。アンタの名前は伏せておいた方が良いかと思って曖昧な書き方してて悪いな。
アンタが部屋を出て行った事に気付いたのも随分後だったし、最後は言葉を交わす頻度も落ちてたから、こうなった事は仕方無いと思ってる。時間が経てば記憶も薄れて忘れていくものだと思ってたけど、ふとした瞬間にアンタの事を考えてる俺が居るんだ。今更謝っても遅いだろうし、アンタはとっくに俺の事なんて忘れてるかもしれねぇけど。
それでも僅かな可能性に賭けてみる事にする。
叶うならもう一度オッサンの声が聞きたい。
以前と同じ様に…とまでは夢見てねぇから、元気にしてるかどうかの一言だけでも良いし、勿論反応がなければ潔く諦めるつもりだ。
もし気が向いたら連絡してくれると嬉しい。
それじゃ暫く待ってるな。大好きだった俺のワンコ。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない(はい/いいえ)]
はい

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