捜索板

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1 夢/野/幻/太/郎
不治の病
茹だる様な暑さの続いた文月の終わりに貴方が出て行った部屋を消せないままです。
小生が悪いのなんてわかりきっている事だというのに、今妙に貴方の声が聞きたくて自分の都合の良さに乾いた笑いが零れてしまいますよ。
愛想をつかされたのだからと諦めればいいものを、惨めにもこうして貴方を探してしまう小生に、もう一度その視線を向けて欲しいと思うのは我儘だなんてわかっているんですけどね。

出会って4か月、くだらない話をしたり気が向けば体を重ねていただけなので鍵という鍵なんて思い当たらないかもしれないけれど。
タイトルはこちらが送った初めての文章。あとは…春の頃に桜の写真を送り合ったり。これで思い当たるなんてことはあるんでしょうかねぇ。

皐月の終わり、不安だという君に大切にすると約束したというのに…
もし…何かの奇跡でまた貴方に逢えるなら、今度は大切にさせてください。寝床くらいは用意しておきますよ、帝統。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は記事を全削除する(はい/いいえ)]
はい

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