捜索板
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1 和＿泉＿守＿兼＿定待っててやるとそう言った、それはテメェにとって重荷だったのかもしれねぇ。
多忙だった事はよく分かってる。だがよ、俺はテメェの事結構…気に入ってたんだよな。大切にしてやりてぇと心から思ってた。
掠り傷に絆創膏
この先一組の布団
俺の手に馴染む
まだ恋人でもなんでもなかったしそれどころか名前の付けられるような関係性でもなかった。出逢って日も浅かった。
…お前と名前が付けられる関係になりたい。俺のところに戻ってきちゃくれねぇか。
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2 和＿泉＿守＿兼＿定最後に一度だけ上げる。
部屋がなくなっていると気付いた時、護るべき物を失ったような途方もない喪失感があった。
あんな一夜二夜で相当入れ込んじまってたんだな。
待ってる。戻ってくるなり、手の届かぬ場所で馬鹿な男を嘲笑うなり、お前の気の済むようにしてくれりゃあいい。
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