捜索板

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1 燕
遣らずの蝉時雨
毎年梅雨が近付くにつれ、貴方は今誰とこれから来る雨期について嬉しそうに語っているんだろう、って。考えてしまいます。
雨が好きで、紫陽花が好きで、俺を紫陽花に喩えてくれた貴方へ。お元気ですか。貴方の淋しさとやらは、貴方の大好きな雨と共に流れてゆきましたか。その淋しさが、どうやら少しの年月を経て今度は俺の方に流れ着いたみたいです。ここ数ヶ月は本当に楽しくて、ずっとずっと忘れていましたけれど…暫く停滞しそうで、少し憂鬱です。…好奇心で昔の端末なんて、開くんじゃ無かった。


春の訪れを司る鳥は、未だ飛び立つ事が出来ず同じ場所にずっと留まっています。雨を想って、慕っています。
鍵は言葉の節々に散りばめました。その目に留まったならば、万が一にも貴方が見付けてくれたならば。俺の名からでも、その手元にある埃被った紙飛行機からでも構いません。また声を聞かせて下さい。

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