捜索板

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1 高/杉/晋/助
頓珍漢な別れ際の台詞。
お前さん、そこは「さようなら」じゃねェのかい。
てめェなりの、気遣いだろうがよ。またはねェさ。別れたのならば。
執着出来ねェ分、どうも記憶をぼろぼろと取り零しちまうみてェなモンで。見える範囲に有るものしか、覚えてられねェ。

さて、告げてェ事は幾つか。
てめェが心変わりして他に欲しいモンが出来たなら、気にせず戻って来れば良いんじゃねェのか。怒りはしねェさ。人の心は移ろうモンだ。
逆に、微塵も靡く気配がねェモンに懸想し続けるのが辛くなったのならば、そのまま何処ぞにでも駆け消えちまえ。それがてめェの幸福に繋がるだろうよ。
まァ、別れの挨拶位、言わせて欲しかったが。

──俺ァ、誰のものにもなる予定はねェさ。残念なことにな。誰のものにも、なれねェ。

・野良猫
・家猫
・白兎
・にゃんこのおうち。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい

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