捜索板
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1 鍾／離(代)アビスちゃん。この文言に覚えのある者を探している。あれから随分日が経った。気持ちの整理を付けるのが上手い君にとって、俺は既に過去だろう。俺と違って。
別れの言葉が改めて欲しいわけではないが、もしまだ思うところが有れば申し開きの機会が欲しいと考えた。でなければ、ここ一月の俺があまりに憐れだ、……これは狡い言い方か。気が向いたら部屋の名だった花の名を添えて連絡をくれ。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
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2 鍾／離君にとって今の俺は過去の亡霊に過ぎず、語る余地など無いのだろう。疲弊した君を前に投げやりの言葉の本意を語るべきだった。……それとも、素直に謝って心配を待つべきだったのか。ただ、君に「寂しい」「傍にいたい」「待ちたい」その言葉は責め苦になると思った。
亡霊に成り下がった今も君を慕っている。……探すのはこれでしまいだ。人に裏があることはもちろん承知しているが、君の言葉にきっと嘘はないと信じたかった。返事のないあの部屋で、君をずっと待っていた。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
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