宿／敵 - 捜索板

1 ア／ル／ジ／ュ／ナ(F／G／O)
宿／敵
こんなことをしても、おまえが救われることはない。私がただ自己満足に浸りたいだけなのだろう。それでも……おまえを失ってからというもの、私の日々からは充実感が消えてしまった。おまえと言葉を交わし、触れ合っていた時間はあんなにも満たされていたと言うのに、まるでそれが自分のことではなかったかのようにすら思えてくる。ようやく掴めた運命を手放した私に、おまえを探す権利などないと理解はしている。こんなもの、叶わぬ願いであるということも。
……せめて、ここに私の罪を告白することを許してほしい。そして、この願いがおまえに届くのならば。もう一度おまえの言葉に触れたい。

おまえはただ、多忙の私を心配してくれていただけだった。いつも気遣ってくれていたのに、その思いを汲み取ることすら出来なかった私は本当に愚かだ。おまえの思いも、私への欲求もすべて疑いようのないものだったと言うのに。いつだっておまえは証明してくれた、……だと言うのに一時の不安で、心無い言葉を浴びせおまえを突き放してしまった。あの夜、おまえが部屋を出て以降ずっと後悔の念に襲われている。……最後に出した手紙は、届いただろうか。おまえは幸せを手に出来ただろうか、……私のことを、忘れられただろうか。

そう願ったはずなのに、……一度おまえの手から逃れようとしてしまったこともありながら、今もこうしてまたおまえを求めてしまう私を笑ってほしい。この心も身体も、おまえでなければ満たされはしない。

鍵は散りばめている、……私の探しているおまえであれば分かるはずだ。おまえへの想いが尽きることはないのだと……どうかもう一度、伝えさせてくれないか。カ／ル／ナ。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい
2022/9/13(火)22:09
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