捜索板

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1 流/浪/者(I/D/V)
4年ほど前の謝必安さん
もう覚えているとは思わないし、あなたはここを見ない人だと思う。そもそも、まだこの世界にいるのかどうかもわからない。部屋を出る決心をしたのは、あなたの多忙を待ち続ける日々が辛かったからだ。だから、捜索をしても意味がない、後ろを向いてはダメだ、あの薄暗い炭鉱から、荘園から逃げ出す時のように前だけを向いて言い聞かせてきた。
今にして思えば、未練や、その他の諸々を抱えたまま、腕に抱えたそれに、ひいてはあなたの面影に足をとられまいと進んだのか後退したのかわからない数年だった。
好きだよ、きっとまだ。諦めたいと望みながら、諦めたくない。好きだったのは僕だけだったとしても、特別だと言ってくれる言葉が嬉しかった。諦めさせて欲しい。嘘だ、会えることなら会いたい。あなたのことなんてすぐ忘れると考えていた。捜索なんてしないって意地を張っていたんだ。悔しいなあ。悔しい、すごく。


・あなたは幼女が好き
・熟/慮寮の寮長が好み
・サークルで出会った
・そっちは確か残花の泪

数年もしているからろくな鍵がない。それでも詳細はやはり大切な思い出だから秘密にしておきたい。もし心当たりがある謝必安さんがいたら、僕が部屋を出る前辺りに着ていた衣装を教えて欲しい。言い訳と保身ばっかりでごめん。…ごめん。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい

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