捜索板
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1 へ／し／切／長／谷／部
かつてのうつくしい一振りに
春夏秋冬、過ぎ行く日々を飽きもせず共に過していた部屋はとうに解体されたのだという話は主から聞かされている。お前の提案を上手く飲み込めず、己の中で折合いも付けられぬまま立ち去ったのは俺の方だ。去り際に書き置いた言葉の数々を取り消すつもりも、ましてや、今更になって伝え損ねた言葉があると懺悔を抱えているわけでもない。
顕現が解かれて、既に一年近い歳月が過ぎている。そもそもお前の記憶の中に俺が居るかも怪しいものだがな。大した用事などはない。ただ……息災で居るのかと、気になっただけだ。

鍵
仮宿には刀／帳／番／号が入っていた
去年の秋頃が最後のやりとり
手作りの弁当
書き込まれた暦表
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい

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