先輩のTさんへ。

1 S.S
先輩のTさんへ。
容量重くなったから画像の整理をしていたら本当に本当に懐かしい物を見付けて。お酒の勢いで削除しちゃったんですけど。でもね？朝起きたら酷く後悔している自分に笑ったので何か奇跡がもう一度起きないかなと思ってこれを書いています。もし見掛けてしまったなら馬鹿だなーって、あの時みたいに笑って欲しいなぁ、なんて。
ゲームはしているし、多くはないけれど友人もいて、仕事も変わらず忙しいけどやり甲斐があって。それなのにこうやって楽しかった記憶の欠片を拾っては誰かさんの事をぼんやり考えてしまう俺がいたりいなかったり。
変わらずアクリル板越しに誰かと接するこのご時世でも、どこかであなたが笑っていたらそれでいい、って呑気に思える自分と。もう少し我慢してでもあなたの腕でも爪先にでもしがみついていれば良かったって後悔して後悔して干からびてしまいそうな俺もいる。
誰かと楽しく過ごしているのなら、邪魔なんて当然するつもりなんて毛頭ないんですけど。
冬になると思い出しちゃうんです、この道を歩いている時にあなたへ一生懸命返事をしていたなーとか。ゲームをしている時も元気かなとか。沢山忘れている事もあるけれど、忘れられない事も沢山抱えています。
ちゃんと正面から好きだって言えなかったあの時の自分に後悔しています。
会いたい、最終的にはこの結論なんですよね、馬鹿みたいに。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
はい
2023/2/8(水)23:39
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