捜索板
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1 空/条/承/太/郎俺を捕虜として屋敷に置いた吸血鬼テメーが出てってどれくらい経ったのか思い出せねえが、俺に声を掛けてくれたのは一年以上前だ。
あの時俺はお前の屋敷に捕虜として身を置いていて、…もてなそうと、優しく扱おうとテメーなりにあれこれしてくれたってのに酷い態度を取った、様に思う。
変に意地を張って、会話も少なくなって、結局テメーは何処かに姿をくらませた。仕方がないと思った。
けどよ、何でかふとお前を思い出す。もう少し俺がお前にふみ寄れば今でもテメーは皮肉じみた面で俺の隣にいてくれたんじゃあねぇかな、とな。
確か、俺はお前の書庫を見たいと言った。我儘だった。それを渋々だが付き合ってくれたD/I/O、ありがとうとは言えなかったが、凄ぇ嬉しかったんだぜ。
もうかなり前の話になる、此処をもう見ていないかもしれない、新しい玩具を持ってるかもしれない、けど少しでも望みがあるんなら俺はそれを捨てたりはしねぇ。……やれやれ、どうかしてるな、俺も。
どうか、あの糞吸血鬼に、この手紙が、…。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
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