捜索板

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1 フ/ァ/ウ/ス/ト(mhyk)
七下の雨
ずっと残っていた、おまえの魔力が消えた。

遠くないうちに、こうなるとわかっていた。だっておまえはそういうやつで、僕はそれをわかっていて声をかけたんだから。だから、この行為は僕の、あの日の言葉の嘘を認めることになる。……おまえがあの雨の日に、見たいと言っていたのはこれか?零れたもの必死でかき集める僕の姿。……はっ、悪趣味にもほどがあるよ。でも同時に、……あなたの言う通りになったことが、何故か誇らしくもある。……馬鹿馬鹿しいと、自分でも思うよ。

そうだ、いなくなっていてもなんとも思わない、なんて嘘だった。でもあの雨の日は本当にそう思っていたんだ。……おまえが寄越したものが、この数日間ですっかり僕に根付いてしまった、ということだろう。
……あなたを呪おうなんて浅はかだったよ。易々と呪いを返されて、このザマだ。どうすれば、こんな呪いを返せる?教えてくれ。あなたのやり方を、もっと知りたい。

……フ/ィ/ガ/ロ。
あなたを認識して、その名を呼ぶ相手は、もう要らないの。そんな相手がいなくても、あなたはあなたでいられるようになったの。

…………。
雨は止んだのに、酷く頭が痛いよ。だから、薬をもらいに来た。……おまえが言ったんだ。必要になったら取りに来い、と。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
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