捜索板
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1 三/澄/ミ/コ/ト五年も前。眠れないから、数日添い寝を。オムライスの話をした。一度、……確か、初めて会ったときから一年後くらいに、私がここで声を上げて、応えをもらった。その後、結局私から姿を晦ませた。私の記憶が確かであれば、私たちの関係はそういう顛末だった。
まず、あのときは失礼なことをしてしまってすみませんでした。あなたの声が聞きたかった、懐かしみたかった、それは本当です。ただ、いざ会ったら、この関係にどう名前を付けるべきか悩んだ。青かったんですよ、私も。幼稚でした。好意があった、その上で、ラベリングの方法が恋愛の一択しかなかったんです。で、そうだと仮定したら、……どうしたらいいかわからなくなった。それで逃げた。クソだって思うでしょう。私も思いますよ。
一度起きた奇跡がまた起きるとは思いません。何より、私はそれを棒に振った。自業自得。
だけど、あなたの顔を思い出したから。だからこうして声を上げています。
関係性にラベリングは必要ないとわかるまで、随分かかった。どうなりたいかとか、そんなもんわかりませんよ。というか、関係性はどうでもいいんです。ただ、顔が見たくなった、声が聞きたくなった、それだけ。すっごいシンプル。
何にもならなくていい。同僚ってだけで十分。他人より少しだけお互いを知っている、友人でもなければ恋人でもない。それで良くないですか。……って、手を離した私が言うのは、烏滸がましいにも程がありますけど。
あなたと過ごした夜は、良い夜でした。
私の雨は止んでいます。そっちはどうですか、中/堂さん。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
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