捜索板
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1 五／条／悟blue hour→heartタイトルに心当たりがある傑を探してる。
オマエが部屋から出て行って暫く時間が経ったけど、オマエは今どんな風に過ごしてる？体調崩したりしてねぇかな。どんなに忙しい時も不機嫌な顔ひとつせず帰ってきてくれるオマエの顔、今も忘れらんない。
離れてる間は互いに自分のことを大事にしようってよく話してたけど、大事にできてっかな。世界でいちばん幸せでいて欲しいのも、オマエへ向ける気持ちも何一つ変わらないままで俺は過ごしてるよ。
傑に出会えたことは俺にとって途轍も無い幸運で、オマエのことを心の底から大切にしてきたつもりだった。だけどやっぱ考えてみれば、あんなこと言わなきゃオマエは出ていかなかったかもとか、もっと我慢してれば辛くさせなかったかもとか…反省してもし切れない。
反省も後悔もひとりでやってりゃいいんだって思ったりもした。だけどやっぱオマエに直接伝えたい。苦しい選択をさせちまったことを謝りたい。そんでありがとうを言いたい。抱え切れないくらいの、溺れるくらいの幸せをオマエはいつも俺に与えてくれた。どんだけ返せてたんだろうな、俺は。
鍵はタイトルで十分だと思うけど、念の為にいくつか挙げとく。一夜限定で出会って継続、オマエの募集に俺が声かけた。オマエのお気に入りは辛い麻婆豆腐、玄米茶、鶏チャーシュー。煮物の鶏肉はお互い皮無し派。俺はよく百点花丸をオマエにあげてた。好きが鳴き声の動物、言葉にすることが互いの安心材料。交換日記しながら通知送り合ったりしてた。出そうと思えばまだ色々あるけど、取り敢えずこのくらいで。
スパッと終われなくて格好悪ィし何より申し訳ねーなって思う。でもやっぱどうしたって諦めらんない。だってまだ伝えたいことたくさんあんだよ。もっと話したい、今度こそ大事にしたい。オマエ自身が許せないとか、嫌いとか、そんな風に思うオマエのことも俺は好きだ。傑が俺にそう言ってくれてたように俺だってどんなオマエも大好きなの。傑が傍に居てくれることが何にも代え難い幸せなんだよ。
傑が思ったこと、考えたこと、オマエの言葉で知りたい。
待ってる。
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