捜索板
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1 神＿木＿輝(【推＿し＿の＿子】)僕だけの、可愛くて愛おしい君に宛てて。
僕を一人にはしないと言ってくれた君が部屋を出て、こういった場は見ないと言っていた僕がここで君を捜している。なんだかおかしいな。こんな事になるなんて、夢にも思わなかったよ。
…まずは謝罪をさせてほしい。君の状況に鑑みて、僕に言葉を残すのは相当な負担だっただろう。すまなかった。けれど、久し振りに君の声を聞けて凄く嬉しかったのも事実だ。君が別れを告げに来てくれた事、感謝している。
君の意思を尊重したい気持ちに変わりはない。だから引き留めないよ。僕が預かっていた君の未来もちゃんと返そう。それに僕は、君が思うほど優しくなんてないからね。慰めも励ましもしない。君に縛られてもいないし、巻き込まれてなんてあげないさ。
だから君は自分のペースで、ゆっくり時間をかけて自分を労ってあげるといい。そのための活動休止なんだから。
だけど、一つだけ承服しかねる事がある。いつかまた君を見かけたら、なんて。あんなお願いを聞くのはごめんだよ。君だってファンの心理を知っているはずなのに、理解が足りていないみたいだね。今の御時世、ファンにとって芸能人との交流は重要なんだ。応援する相手とは、会いたいし話したくなる。遠くから見守るだけで満足できるわけがないだろう？
そういうわけで、君には僕と確実に繋がれる手段を持っていてもらわないとね。活動再開する時は真っ先に僕に教えてくれなくちゃ。そのためにここを残すよ。本当はすぐに連絡をしてほしいくらいだけれど、きっと今の君の状況では難しいんだろう。いずれきっとこれが君の目に留まって、また会いに来てくれると信じてる。
最後に。僕も君に恋をしていたよ。心から愛していた。君のためなら命だって擲てるけれど、それ以上に君を感じながら手を取り合って生きたいと夢見ていた。
君は終わりだと言ったけれど、僕は他人という関係の始まりだと思ってる。いつかまた出会って、新しい関係を築くための第一歩なんだと。
…ねえ、君が好きだよ。大好きだ。関係が変わっても、愛情の種類が変わる日が来るかもしれなくても、君をずっと好きでいる。君にも忘れずにいてほしい。君は僕の、唯一で最愛の推＿し＿の＿子なんだ、って。
[伝言ではなく捜索目的であり、アドレスはダミーではない。連絡を取り終えた後は全ての記事を削除する(はい/いいえ)]
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2 神＿木＿輝(【推＿し＿の＿子】)少しずつ秋らしくなってきたね。秋といったら、君は何を思い浮かべるんだろう。
僕は食欲の秋、もしくは睡眠の秋かな。…理由？それは勿論、僕の可愛い可愛い誰かさんが食いしん坊で眠たがりだったからさ。まあ、これは秋に限った話ではなかったけれど。
君は今どうしているのかな。状況は相変わらずだというのなら、無理せず君のペースで進んでくれたらと願っている。ちゃんと自分自身を労って、甘やかして、大切にしてあげる事を忘れないように。僕がそうできない分、君がそうしてほしい。
いつか少しでも余裕ができて話相手が欲しくなったら、その時は僕を呼んでくれると嬉しいよ。君の話をたくさん聞かせてほしいんだ。その時は、話していいか分からない、なんて悩まないでほしい。それから、一緒に美味しいものを食べたり、抱き締めて眠ったりもしたい。また君の笑顔に出逢いたい。
僕の心の真ん中にはね、今でも君が、君だけが居るんだよ。君も同じていてほしいなんて高望みはしない。僕に対する君の気持ちが変わってしまっていても構わない。他人でいい。ただの知人でいい。どんな形であれ、いつかまた君の傍に居られる日が来る事を願ってる。
…知ってたかい？どうやら僕も、君に負けず劣らず諦めが悪いみたいなんだ。性格も考え方も全然違ったのに、困ったところだけは本当によく似ているね、僕達は。
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