完なり アニメ/マンガ BL攻募集

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1 夏/油/傑(呪/術)
久しいね。
茹だるような夏の暑さが残る初秋のあの日。祓っては取り込む、クソのような呪霊の味をただ無味乾燥に飲み下すのがただの「作業」となり果てた頃。一人で最強になった君と喧嘩をした。理解し合えるはずもない。君と私では決して分かり合えない。そうして袂を分かった。それっきり、になる筈だった。あの日、君と偶然再開を果たすまでは。

や。久しいね、悟。高/専以来だから、一体いつぶりになるだろう。君の「六/眼」に捉えられたんだ。誤魔化しなどきくはずも無く、私の姿をただただ凝視して立ち尽くす君に向け、まるで詰まらない任務に駄々を捏ねる君を諌めた時のように。或いは、強者故の傲慢をそれとも知らずに吐き連ねた君を叱った時のように、私は肩を竦めてそう言った。君は何と答える?呪いの言葉を吐くか。良いだろう。それとも私を説得しようと試みる?うん、悪くない。全ては君の選択次第。だが、訪れるべくして訪れる未来は決して覆らない。君と私が何を語らおうと、その数週間後、或いは数ヶ月後。もしくは数年後には、2016年12月24日を迎える。未来に影響など及ぼしようもない、ほんの些細な一日、…数日でも構わない。私と過ごしてみないかい。悟。

時は私が離反した後の時間軸、君は高/専の教師として、私は最悪の呪/詛/師として。混じりようの無い糸が何かの偶然か気紛れか、エラーによってほんの一瞬交わった。そんな世界。場所は街中…、うん。そうだね。渋/谷、新/宿。何処でも良い。君の透き通るような青い瞳と視線が混じり合い、私はこう言う。「久しいね、悟」。そこから始めよう。
条件は背後が二十五以上の女性であること、当サイトの規約を遵守していること、やり取りには帯を使用できること(その際アイコンは公式のもののみ)、レス関連が寛大であること(当方一日〜三日に一通)、最低限の行動が把握出来る描写が回せる、打ち切り時には部屋を退室して意思表示が出来ることを挙げさせてもらおう。ああ、設定上アニメの知識だけでは些か難しいだろうからね、0巻を含んだ単行本の知識を有していることも加えておこうかな。萎えは過度な短文に背後干渉のみ。
君は怒っているだろうから、殴り掛かってくる──なんていうのも悪くはない。ただしその場合は私も術/式を行使し全力で相手をさせてもらおう。ああ、人目につくのは良くないね。表へ出ようか、悟。

興味を持ってくれた君が居れば、簡単な自己紹介に君の萎え、不可事項、あれば私へ望むこと、聞きたいことを添えて連絡をしておいで。ああ…、部屋はどちらでも構わないが…君の用意した部屋は高/専の息が掛かっているだろう。どうせ。私が用意しよう。いつも通り身一つで来ると良い。

あの青い春に恋焦がれて、今も尚忘れられないのは君だけではない。…いや、ここは私だけではない、と言った方が正しいかもしれない。だが、私と君の道は既に違った。今更同じ道を歩めるはずもない。歩みたいとも思わない。だから、ただ少し、話をしよう。

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