半なりBL 攻募集

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1 七瀬遙(free!)
空にたゆたう。(真琴へ)
水面に浮かんでぼんやりしてると、視界一面に眩い蒼が広がる。どこまで泳いでも澄み切った色は変わらない。まるで、全身を柔らかい帷に包まれているような安堵感だ。揺りかごに揺られているような懐古もある。

…ああ、もしかして俺は空を飛んでいるのか、なんておかしな錯覚が生まれる。空と地が反転して、ふわふわした心地のまま、行く当てもなくたゆたう。もし飛んでいるとしたら、俺の背中には翼が生えているのかもしれない。いや、この二つの手が翼の代わりか……取り留めもない思考が、蒼色と共に頭の中を埋め尽くしていく。

──そのとき、真琴の声が聞こえた気がした。


そうだ、真琴。いつもあいつの声が、蒼の世界から俺の意識を呼び戻す。
橘真琴。俺の幼馴染み。無愛想な俺にも愛想良く付き合ってくれる、何にも替え難い友人。
…と、俺が感じていることは、恐らく世界中で俺だけが知っている。……筈だ。

┈┈┈┈┈┈┈

……。妙な語りに付き合ってくれて、ありがとう。さすがは真琴だな。順応性が底知れない。
何を言いたかったの、と聞かれると……返答に困るんだが、俺の人となりや雰囲気が少しでも伝わっていればいい。…ああ、水と空は似ているな。どっちも澄んでいて、気持ちがいい。……今のは独り言だ。気にするな。
以降は、俺なりに言葉を整理して話すつもりだ。もしよかったら、最後まで目を通してもらえると嬉しい。


■俺について。
マイペース、らしい。わりと変わり者。
好物は言わずもがな。甘い物も好きだ。
他に好きなことは…読書や散歩。昼寝。
どこでも泳げるが、周りに阻止される。
どこでも眠れるが、寝付きは良くない。
渚は弟、怜は母親、凛は悪友…感覚だ。
江は女子だが、怒ると妙に迫力がある。
無意識に真琴を頼ってる。…と、思う。
携帯にはあまり慣れていない、難しい。
朝に弱い、夜は強い。でもたまに早寝。
さくさく短文〜じっくり長文まで対応。

…分かりやすいように箇条書きしたつもりなんだが、返って分かりづらくなったか?だとしたら、悪い。意思を伝えるのは難しいな。
俺はただ、真琴に俺のことを知ってもらいたいだけなんだ。その上で、俺と話したいかどうかじっくり考えてほしい。…そうだ、対応出来ないことも伝えておく。


■苦手なこと。
アプリ交流(線、帯など)/背後を匂わせる言動/相槌のみ/音信不通/誹謗中傷/過度の壊れ/裏目的/半角片仮名

基本的に上記以外なら、…?(隣からの助言にふむふむと小首を揺らして頷き、妙な間を置いてから)……、ウェルカムだ。どうした、変か?渚の助言通りに発言したんだが……まあいいか。
半なり主軸で、高校生らしく部活に励むのは勿論、学校行事や季節関連、お互いの誕生日や記念日まで幅広く楽しめたらと思う。
例えば、休日が重なった時は待ち合わせして一緒に遊んだり(描写付き完なり)、記念日には日頃の感謝を綴った手紙を送り合ったり、何でもいい。真琴と色々なこと、様々なものを共有したい。たくさんの気持ちを分け合いたい。……なんて、感情起伏に乏しい俺が言っても説得力に欠けるかもしれないな。
関係については、友人からのスタートが自然だろう。無理に進展するはないし、流れのまま進めていけばいい。真琴が俺をどう思っているかも、聞かない。……ただ、負担に思われていなければいい、とだけ密かに願っておく。


■最初のメール。
真琴について。
苦手なこと。
完なりの有無。
※本アドレス、Gmail対応。お相手願う方のみ三日以内に返信。それ以外は追記※

┈┈┈┈┈┈┈

伝えたいことは以上だ。…長文で疲れただろ。目元、冷やしておけよ。真琴のことだから、きっと笑顔で聞いてくれていたんだろうな。お前のそういうところ、尊敬する。本当に。…ありがとう。
水も空も、人にとって必要なもので、でも俺にはもっと必要なものがある気がするんだ。それが何かは分からない、…今は。

この夏の出会いをほんの少しだけ期待してる。だけど、いくら季節が巡っても構わない。この言葉がある限り、俺はここにいるから。
真琴を待ってる。

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