完なり オリジナルBL 攻募集
[ここに投稿][下]
1 叶
迷える妖に告ぐ(R20)
…ああ、ここを覗いたってことは、あんたもそうか。べつにあんたを取って食おうだなんて考えちゃあいない。どちらかっていうと、取って食われる側…普通の人間だよ、俺は。ただ、あんたみたいなのは小さい頃からよく「見えて」いたってだけ。
最近この辺りじゃ多いんだ、行く当てなく彷徨う妖(あやかし)ってのが。巷じゃ再開発だなんだで池やら川やら小さな祠やら、そういうものがどんどん埋め立てられてるんだ。あんたもその口じゃないのか？
…ま、気になったら最後まで話を聞いて行きなよ。


＊約束事
背後様成人済女性、最低限のマナー有り
台詞<描写で描写数100〜
1日1通〜3日1通
雰囲気・物語重視、裏は流れでも構わない
積極的に展開し合える、また展開相談が出来る
打ち切り時、件名END白紙

属性固定よりもリバ気質◎
サブキャラ使用可◎
完半両方可◎

◎微優遇

完半両方とも、というのは、例えば最初は半で描写なしの手紙のようなやり取りを行ってから、実際に姿を見せる…なんていうやり取りがあっても面白いかと思ったから。思いつきだから、当てはまらなくとも問題ない。


＊世界観
都心から少し離れ、まだ自然が濃く残る地域もある地方都市。近年、再開発が進み、町の中心部は徐々に古き良き町並みから整理されたニュータウンに変容しつつある。それに伴って、学生や噂好きの主婦を中心に種類に富んだ不思議な噂が立つようになった。家出娘の神隠し、三丁目の曲がり角で目撃される狐火、慣れたはずの路地で迷う不可思議、川遊びをしていた子どもの謎の水難事故等々…大抵の噂は尾ひれのついた出処不詳のものだが、そうした事件は「人でないナニカ」が巻き起こしているらしい。
またある噂では、古い町並みの残る四丁目の裏地でひっそりと経営している骨董屋を兼ねた喫茶店には、逢魔が時になると「人でないナニカ」が頻繁に出入りしているのだとかーー。


＊純喫茶ゆうやけ
再開発の地域を外れたとある裏路地に位置する、骨董屋も兼ねた純喫茶。カウンター席とテーブル席がしつらえており、現在は年若い青年がオーナー。営業時間は7時から17時まで。朝は近くに住む老人が、昼は家事を終えた主婦が、夕刻には学校帰りの高校生がちらほら利用する姿が見られる。
17時以降になると閉店の看板が降ろされるが、それ以降にも薄明かりがぼんやりと漏れているようだ。

その実態は、妖を対象にした何でも屋。店を訪ねてくる妖に対して助言をしたり、望む住処を探したり、それぞれの抱えている背景や現状に合わせた処置を施している。時に妖が引き起こした事件に巻き込まれた人間から依頼が来ることも。再開発の影響か尋ねてくる妖は後を絶たない為、猫の手も借りたい状況。
ちなみに骨董品として置かれる品々は、大半は妖が礼に置いて行ったもの。稀に値打ち物もあるらしいが、大半はガラクタ。


＊募集
なんらかの理由で住処を失った妖

人の形を取れてコミュニケーションが取れるのならば、普段は獣の形をしていようが、植物だろうが構わない。好きな姿で来たらいい。
あんたが何を思ってこの店に来たのか、そして何を俺たちに望むのか、自由に考えてくれ。流石に命をくれ、なんて言われたら困るが、なるべくそちらさんが納得いくような対応は心掛ける。そういう仕事だから。
望みが叶った後のことは、またその時に考えたら良い。


＊萌萎
日常、ホラー要素、和風FT、シリアス、ギャグ、ほのぼの、治癒前提の流血・怪我・暴力、鬱、病み、拘束、監禁、多キス、多スキンシップ、身長差、ツンデレ、クーデレ、ヤンデレ、ヘタレ、男前、男の娘、女々しい・泣き虫(常には不可)、一時的な⚪︎⚪︎化、片思い、甘やかし、溺愛、嫉妬、すれ違い
遅レスムラレス等レス関係、24時間受信、詳細描写、半なり相談、必要に応じて描写・話題の蹴り、適度な確定・心情ロル・小説ロル、サブアド(e箱、gmail)他萎以外
萎／裏重視、永遠愛なし、重スカ、死に至る病・怪我、過度な確定・心情・漢文ロル、記号の乱用、絵文字顔文字、過度な受身、鸚鵡、台詞>描写、テレパシーロル、〜ればの多用、同一接続詞多用、乍使い、助詞抜き、不要な小文字、絵文字・顔文字、過度な催促、PL口調、PL干渉


…此処まで話を聞いて興味を持ったなら、下記の項目を埋めて手紙をポストに入れておいて。…ああ、郵便受けだよ。ほら、店の前にあるあれ。
俺は日中は学校だけど、オーナーは大体店にいるから24時間いつ連絡しても構わない。質問だけでも受け付けてる。

件名無記入
・希望C
・プロフィール(詳細優遇、自賛可)
・店にやって来た理由、望み
・萌萎
・質問、希望等あれば
・参考ロル(場面自由、思い浮かばなければ店先に立っていた所声を掛けられた瞬間)

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2 天川
さて、叶くんに代わって…どうも、純喫茶ゆうやけのオーナー、天川です。
 
叶くんから話は聞いてるよ。本当、最近多いんだ、君みたいな迷子。
…さて、最後に簡単に僕達の自己紹介だけしておこうと思ってね。メインでどちらが対応するにしても、サブでもう片方が出て来ることもあるだろうからさ。なんせ万年人手不足なんでね…はは、どうしたものやら。

＊提供
(名前・詳細はお相手を願う方に)

叶(かのう)
16歳(高校2年生)／170cm
栗色の癖のある緩いウェーブ掛かったナチュラルなベリーショート。丸みを帯びた黒目がちな二重の目は吊り気味で目付きはあまり良くないものの、幼さの抜けないベビーフェイス故か全体的な印象は柔らかい。制服(黒い学ラン)は成長を見越してやや大きめ。年齢の割りに落ち着きがあり、ともすれば無愛想とも取られる物言いをする。何かと他者の世話を焼いてしまう気質で、それが祟って不本意に苦労を背負いがち。純喫茶ゆうやけでアルバイトしており、黙々と仕事を熟す為に天川からは重宝されている。


天川(あまかわ)
26歳／177cm
艶のある黒髪でサイドはやや長め、後ろ髪は項が見える長さに切り揃えられている。眦の下がったアーモンド型の瞳は黒色、柔和で人当たりがよく見える。シャツにスラックスとラフな格好。飄々としており、何事にも物怖じしない肝っ玉と人懐っこさを武器に相手の懐に入り込んでいくことを得意とする、世渡り上手。祖父の代から続く純喫茶ゆうやけの現オーナー。


最後まで付き合ってくれてありがとう。
もし店に来てくれたら、その時は美味しい珈琲をご馳走するよ。…最初は慣れないかもしれないけど、案外癖になるって奴が多いんだよね。それじゃ、また。

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