完なり オリジナルBL 攻募集

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1 悪魔
聖なるものと魔なるもの
私は魔なるもの、お前は聖なるもの。我らは相反し、反発し、決して馴れ合うことのない永遠の不理解。

かつてお前の血族の手でこの牢へと封じられて以来、幾星霜を死に損ない続ける悪魔である私を、どういう奇縁が巡ってか、今更にして不意に見つけたものがいた。町人の憩いの場であるこじんまりとした教会の離れ、夥しい白百合の揺れる庭園の奥に、まるで隠されるようにしてひっそりと建つ古びた霊廟、その地下で。闇に息衝く深淵なる存在も、祖先が築いた血塗れの歴史も何も知らずに、陽の光を浴びて健やかに育ち、歪んだ教典を心から信奉する無垢なる聖人。両親より寵愛と説教とを一身に受けて信心を深め、神学校で主の教えに学び、晴れてこの忌々しい教会を継いだお前。
初めて私を……魔的存在を目の当たりにしたお前は、お優しい顔を顰めるなり私を悪魔と罵って、聖書や聖水、ロザリオを用いてありとあらゆる悪魔祓いを試みたが、それで私を滅せるとしたら、こんな牢獄ははなから必要なかったろうに。
退屈にさえ飽きていた私は、お前にお前のよく知る言語で語りかけ、久方ぶりの対話に臨もうとしたが、お前は足早に牢を立ち去ってしまった。残酷なる運命の女神がいたずらに結びつけた血染めの糸が、早々ほつれてしまったか。私に万全の力さえあれば、千切れゆく糸の端を強引に手繰り寄せ、今一度お前をこの場に縫い留めてやったものを。……しかし、ささやかな失意に浸る間もなく、お前はふたたび私の牢を訪れた。相も変わらず色気も素気も取りつく島もない剣呑な態度だが、しかし、お前は私に言葉を求めた。単なる興味か、或いは神聖極まる信念に突き動かされてか。いずれ、構わぬ。だが、それゆえに、私も『手始めに』お前に言葉を求めることにしたのだ。


・希望
成人済女性
捨またはG、帯(アイコン無し)でのやりとり可能
レス関係寛大(一日一通〜三日に一通程度)
ロル150〜
打ち切り時フェードアウトまたは無言退室

・連絡時
貴Cのプロフィール
萌萎
当Cの牢を訪ねる際の接触ロル(なくても可)
質問・要望等相談事歓迎


提供→募集
魔属性創作♂(受)→聖属性創作♂(攻)

魔属性創作♂(当C)
筋肉質の痩躯、人間そのものの見目に暗色の襤褸一枚を纏い、右足首には魔力を抑制する足枷がひとつ。瞳は切れ長の暗い血色、癖の強い白銀の髪は肩下まで奔放に伸び、冷ややかで鋭利ながら老成した相貌。性格や口調は高慢にして尊大だが知への欲求が強く根本的には人を愛している。
主に人の血液、またはその他の体液から精気を得ることで奇跡の行使が叶うが、特殊な牢の外には影響を及ぼすことができぬ上、数百年に渡る封印により力は衰えきっている。大抵はサタンなどと呼ばれる。

萌可/シリアス、ご都合主義、愛あり、適度な抵抗、お世話、受け優位、射精管理、言葉責め、強姦、睡姦、視姦、中出し、多ラウンド、イラマチオ、監禁、拘束、支配、奉仕、自慰、玩具、薬、調教、開発、流血、暴力、リョナ、嘔吐、執着、雌扱い、種付け、孕ませ、女体化他〇〇化、ふたなり等身体変化、心情・情景描写、展開相談他

萎不可/後スカ、不潔、過度下品、淫乱、華奢、女々しい、漢文、短文、鸚鵡返し


夜毎に牢を訪ね来るお前が、いつかは私の誘惑に負けるのか、それともあくまで頑なに私を拒むのか。戯れの駆け引きや言葉遊びに興じるのか、それとも地の底の快楽に溺れ耽るのか。我らの交わすものが何であれ、私はその奥に潜むお前の麗しい魂を求めずにはいられない。
この憐れな悪魔の呼び声にお前が応えてくれるまで、私はいつまでも、いつまでもお前のおとないを待ち侘びているとも。浄らかなる聖人よ、その澄み渡るまなこに、はよう私を映しておくれ。

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