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1 創作男
天の足夜を知らず、
 

   あてどなく彷徨う街。


なにかが欠けている。逍遥しても見つからない。
差し伸べられる手を取り、明ければ溶ける砂糖細工の睦言で夜を越すのが日常。

 きらめくネオンサインの海。
 闇が遠退く地上の夜。

目の前を横切った黒猫の長い尻尾を追い掛ける。彼を——あるいは彼女を——抱き上げた男と、目が合った。
ひとつきりの目で見つめる僕をどう思ったのかは知らない。僕が差し伸べた手を取った理由も知らない。どうせ明日にはほどく糸を、太くする必要性も感じなかった。


だからどうして君が今も僕の隣にいるのか、僕にはわからない。


【約束事】
・規約遵守
・捨て宿にてやり取り可能
・括弧内だけで150字以上、500字前後まで
・完の時間軸で別れるまで
・途中で緞帳を下ろす際は要白紙
・最低五日に一通、遅れる場合は遅延連絡希望
・こちらが右属性で構わなければ属性不問


【僕】
男/28歳/177cm/64kg
癖のない黒髪を短く切り揃え、すっきりとうなじを露出させている。柔らかい曲線の眉と切れ長の黒い瞳、上下共に薄い唇がバランス良く配置された端整な顔をしているが、過去に負った頭部外傷の影響で右目がほとんど見えておらず光が異常にまぶしく感じられてしまうため、眼帯をしている。中肉で色白、厚みがなく骨張ったところもない。
甘めのテノールボイス。口下手で喜怒哀楽が表情に出にくい。スキンシップ好き。乱暴な性行為に対しては不感気味だが、丁寧な愛撫には過剰に反応するゲイネコ。


二十歳を超えた男で、昨夜ホテルでベッドを共にした記憶があること。君に求めるのはそれくらい。
行為のあと、先にシャワーを浴びたから、きっと僕がシャワーから出る頃にはいなくなってるだろうと思ってた。なのに出てきてもまだ居たうえに、ホテルを出たあとも僕についてきた。ひとり暮らしの安アパートにまでついてきた。盗られて困るものもないからそのまま放って眠ったけど、目が覚めたら隣で眠ってた。

君が僕についてきた理由は自由。わざわざ聞いたりしない。
溶けるはずだった虚構の愛がどうして朝を迎えても存在しているのか、気にはなるけど。あまったるい睦言を舌でもてあそぶのに飽いたら、きっと出ていくだろうから。


こんがり焼いたトーストに、卵焼きを乗せて。インスタントのポタージュも。匂いに反応したのか、もぞもぞと身を起こした君の分も用意した。

 ——どうぞ、召し上がれ。


【プロフィール。ベッドの横、小さな卓袱台に並べられた朝食を勧められた描写。ほか、伝えておきたいこと等々】

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2 創作男
 

 「好きだよ」


君がもろくてあまい砂糖の粒を舐め溶かすのは、一体いつになるだろう。
希くは、もうすこしだけ僕に笑顔を見せてほしい。なぜか満たされた心地になった可惜夜の名残が、僕の胸から消えるまで。

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3 創作男
 

——胸焼けしてしまいそうな、あまいあまい睦言を、朝食のデザートに。


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