ドリーム募集

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1 槙/島/聖/護(PP)
親愛なるファム・ファタル(片道NL)
やあ、君なら僕に気づいてくれると思っていたよ。用件はなるべく手短に済ませるつもりだが、まずは紅茶でも出そうか。もちろん天然の茶葉を使っているものだ。さあ、冷めきらないうちに。

さて……これまで、僕はいくつもの犯罪を見届けてきた。彼ら、彼女らの魂の輝きを確かめるために、その秘められた在処を知るためにあらゆる手段を用いてきたものだが、未だにその瞬間を真に感じることはなくてね。犯罪計画と併行して、かねてより興味を抱いていた事柄にも目を向けることにしたんだ。それが何かわかるかな。そう、君だ。

というのも、ファム・ファタルのような女性と一度語らってみたくてね。ファム・ファタルというのは男性を破滅させる、いわゆる魔性の女のことだが、なにも僕に破滅願望があるわけでも、ましてや被虐願望があるわけでもない。魅力的なひとと知り合ってみたいだけだよ。単なる比喩だ。犯罪に手を貸し、そのたびに期待を裏切られてばかりいると、何もかもを抜きにして気さくに話せる知人がほしくなるものでね。……破滅をものともせずに手を取ってしまいたくなるような、それほどまでに魅力的な女性がいれば、僕はきっと退屈しないで済むだろうから。

知人以上の関係になるかは君次第だよ。僕は、そういったものをこの身に感じたことはないんだ。そもそも恋とは、そして愛とは、はたしてどういうものなんだろうね?ときに、こんな一節がある。私は通りで恋に落ちた大層貧しい若者に会った。彼の帽子は古ぼけていて、外套は擦り切れ、靴には水が染み込んでいたが、彼の魂には星の瞬きがあった……また、古今東西、多くの偉人が恋愛に関する言葉を残しているね。それによく言わないか?恋愛をしなければ人生を損している、なんて大袈裟なフレーズがあるだろう。システムが仕切る今では自由恋愛も少なくなってきているそうだ。機械的に運命の人を定められ、それを甘んじて受け入れる人間がいるなんて、到底信じたくないものだがね。人が恋愛を語ることによって恋愛するようになるならば、思い至らなかったのもごく自然なことなのだろう。……ああ、話が脱線していたかな。とりあえず、もう少し詳細な情報を追って説明しようか。

条件
・本体背後成人済み女性に限る
・やりとりは帯使用
・レス関係に寛大
・一週間無言で確認
・打ち切り時は退室
・必要であれば半での相談可

提供
・槙/島/聖/護

応募時にはプロフと希望設定、萌萎、サンプルロル、その他連絡事項があれば教えてくれると嬉しいかな。

ちなみに描写は君に合わせるつもりだが、見てわかる通り話が長くなりがちでね。それでもよければ話しかけてくれるかな。それと、基本的な時間軸は本編前のつもりだけれど、現代パロでもいいし、君から要望があれば特殊な設定を提示してくれても構わない。が、その際は事前に相談してほしい。なるべく要望には応えるつもりだ。

最後にひとつ。君と落ち合う場所についてだが。今回、セーフハウスの鍵を僕が渡してもいいし、君が別に場所を設けてくれても構わない。特に言及がなければ僕から鍵を贈らせてもらうが、君を招いたらセーフハウスが本来の用途を成さなくなってしまうかな?……なんてね。廃棄区画には複数の拠点を構えているから、ひとつやふたつ使えなくなっても問題はないさ。僕からは以上だよ。君がよければ、簡単な挨拶を添えて連絡してくれ。期待している。

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