アニメ/マンガ 短期募集

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1 夏/油/傑(祓/本)
君に彼氏が出来た
という話を聞いた。
へえ。そうか。ふうん。

……長い付き合いだろう。同じ現場を行き来して、同じ空気を吸って、君の癖も間も、だいたいは把握しているつもりでいた。その自負が、少し過信だったらしい。
まさか、君の変化に気づけなかっただけじゃなく、まったくの部外者に先を越されるとは思わなかった。
相手は誰?
前に被った同業者?
それとも撮影で絡んだ俳優?
……まさか裏方、なんてオチはないよね。
想像はいくつか浮かぶけれど、考え出すほど、どれも現実味を帯びてきて厄介だ。

だから、直接聞くことにする。
ねえ、相手は誰なんだ。

……と、まあ。
まずはこんなふうに、狭量で面倒くさい男が詰め寄るところから始めてみたい。

君と私の関係は、相方、相棒、親友、腐れ縁。
どう呼んでも構わないけれど、唯一「恋人」だけには、どうしても辿り着かなかった。私は君への片想いを拗らせたまま、相方であり同居人という立場にすっかり胡坐をかいていたらしい。横から攫われるなんて、寝耳に水もいいところだ。

本当に恋人ができたのか。
それとも、私の盛大な勘違いなのか。
真相は君に委ねるよ。
ただ、私はすっかり信じ込んでいて、今まさに、アイデンティティがぐらついている。

この最高に不安定で、みっともなくて、それでいて少し可笑しい状況をもし一緒に楽しめるなら。
それは、悪くない。

ここの決まりを守れて、捨て宿が使える、私の相方。
要望を添えて、連絡してくれ。
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