吐息、白、白、薄緑。

1 髭／切
吐息、白、白、薄緑。

此の季節は部屋が冷え切ってしまってね、行燈が揺れる中湯浴み上がりの身体が少しずつ冷めていくのを感じて居る。少しずつ、少しずつ冷えていく手と足の先。
…嗚呼、そう雪も降ったと聞いたよ。どうりで冷えるわけだね。
どうか、少しばかり君の熱を分けて欲しい。
手に触れて、髪に触れて、望んでも許されるのならば口吸いがしたいんだ。

やあ、今晩和。此の寒い夜の中待って居る刀が居るんだけど見掛けなかっただろうか？
一振りは、白く美しい鶴／丸／国／永、もう一振りは僕の弟の……膝／丸と言うんだ。
嗚呼、名乗り忘れたけれど僕は源／氏の一振り、髭／切。

募集
規約を満たした原作経験者
帯使用
0～行動が解る範囲の描写可能
刀～両刀
恋仲無し

提供は僕だけ。その代わり女体にもなれるよ。閨は雰囲気のつもりなんだけれど上に書いたような触れ合いはしたいと考えて居るからそれが大丈夫な子。
生憎、僕は独り身だから惚気を聞いてきゃっきゃしてあげられるほど面白い話は出せないからねえ。だから恋仲の居ない子で宜しく頼むよ。

もし来てくれるなら使用する刀の言葉で文の何処かで名を呼んで欲しい。簡単だろう？
その際に部屋の招待があると嬉しいけれど、僕からも作れるから身体一つで来て欲しい。
その際に、君の事を一つ二つばかり、添えてくれると嬉しいかな。
今日食べた夕餉の事でも、したい事、されたくない事でも何でも。
独りで寝るのは少しばかり寒くてね、君が来てくれるのを待って居るよ。
2018/1/24(水)22:20
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