短期募集
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1 大/倶/利/伽/羅寒いこの真夏に?どうして。そう感想を抱いた奴は正常だ。良かったな。
この立札の前で足を止めた、その数分だけの縁の情けだ。最後まで目を通して行け。
戦に明け暮れる日々で小休止すれば、さんざめく蝉の声が響いていた。
うんざりするほど暑い日が続いている。夜くらいゆっくり眠りたいものだが、熱帯夜はそれを許さない。
昨日も暑さに寝付けず床に就いてからも起きていた。じっとりかいた汗が首筋を滑った時、肌が粟立つのを感じた。途端に煩いくらいの静寂が恐ろしくなった。
空間に取り残された気がしたんだ。
人の身体とは恐怖を感じて火照る事はないらしい。
そこで頼みがある。俺が寝付くまで俺と話をしていてくれないか。
刀であれば姿は不問。俺以外に控えているのはへ/し/切/長/谷/部、明/石/国/行、鶴/丸/国/永の三振りだ。
主が女性であり刀を借りて自らの事を話したがらない事。また、帯又は仮宿でのやり取りが出来る。……条件なんて考える方が面倒なんでね。最低限であり、これ以上望む事は無い。俺の方は言わずもがな満たしている。
どの刀の相手をするつもりなのか明確にし、帯か仮宿のどちらでやり取りするのか指定した文を寄越してくれ。
……数分だけの縁と言ったが、ここまで目を通したあんたとは、その先があると期待したい。立て札を取り下げるまで。
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