短期募集
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1 三／日／月／宗／近恋の手解きをおや、お前の目に留まったとは……良い良い。わずかひととき手隙であれば、このまま読み進めてくれるか？
そうさなぁ、どこから話したものか。俺も人の身を得て暫し経つ、なれどどうにも人の心というものが未だに掴めずにいてな。はは、分かりにくいか？すまんな。なに、有り体に言えば……俺も恋とやらをしてみたい。人は鋼も凍る寒さの折には、肌を、心を触れ合わせ温もりを得るという。俺の本丸にも恋に蕩けた刀が幾振りか在ったからな、俺達のようなものでもそれを得られるらしい……という所までは理解したのだが、如何せんそこから先がさっぱりだ。
なので他ならぬお前が、俺に恋の手解きをしてはくれまいか？
期日までの戯れと割り切ってくれてもいい、ただほんの少しばかり人の気持ちを味わわせてくれ。無論、真の恋と燃えるのであればそれも歓迎だ。元は鋼の身なればこそ、過ぎたる熱には身を焦がし蕩けもしよう。恋のままお前の形に添うも一興。全ては出会わねば始まらぬ事ではあるがな。
条件としてはこの程度だ。
成人済みのおなごの審神者が主であること
帯でのやり取りが可能
現在、想いあう刀が居ない
期間中、過度に多忙ではない
強いて言うのであれば、触れ合いも好むものであれば嬉しくはあるか。人はそうして絆を深めるのだろう？描写においては、最低限行動が分かるものが回せればそれで良い。ささやかな触れ合いであれば、ぷちろる、というものでも構わんぞ？
期間は三日から七日……お前の望みに合わせよう。属性は鞘側に寄ってはいるが両刀だ。ただ閨事よりは恋の熱そのものが目当てなのでな、閨目当ての者には俺は向くまいよ。
ああ、控える刀を示し忘れておったな。此方には『三／日／月、髭／切、太／郎、鶯／丸、鶴／丸、江／雪』……少ないが、これらの刀が控えている。
募集は打刀以上の刀剣。鶯／丸指名の大／包／平や、髭／切指名の膝／丸辺りは多少優遇といった程度か。それと出会うことが稀なのでな、薙刀も微優遇としておこう。
随分長くなったが、俺に恋を教えてくれるというものは互いの姿と挨拶。後はもしあれば、したいことなどを添えて文を頼む。相手を願うものには、返しの文にて此方へ招かせて貰うとしよう。では、今暫し……縁を願って待つとするか。
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2 三／日／月／宗／近瞬きの間に流れてしまうなぁ、一度あげておくか。
俺と恋の真似事をしてくれる相手を変わらず募集中だ。色恋を知らぬもの同士での恋の真似事、という設定というのも楽しそうではあるな。はは、札を立ててからやりたいことが増えてしまっていかんな。
札を倒すまでは待っているぞ。
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