短期募集
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1 山_姥_切_国_広渇求※極
※崩壊注意
抗いようのない衝動を身の内に抱いた時、それを無理に押し留める行為は愚の骨頂だと思わないか。幾ら抑え、堪え、殺さん許りに否定しようと、其処に根付く感情が消える事は無い。嗚呼、そうだ。俺は、途方も無い感情を育ててしまった。ふと気を許せば叫び出すような、荒れ狂う獣のような感情だ。
そんな感情の、衝動の、解消法を知っているか。教えてやろう。兎に角、吐き出す事だ。抑えず、堪えず、只管に生かす。故に俺は、高らかに叫ぼう。──俺の本_歌が、美しいと。
…待て、踵を返すな。未だ話は終わっていない。他者の言葉は最後迄聞けと主に教わっただろう、童でも出来る事だ。本_歌だろうと本_歌で無かろうと、刀として在る全てのあんた達に告げたいんだ。似たような話を既に百回は何処ぞで聞いただと?知るか、今時猫なんて百万回も生き返るんだぞ。百一回目位御安い御用だろうそうだろう。俺のような写しとは違って、名剣名刀のあんた達ならば寛大で慈悲深い心を持っていると信じている。
俺の本_歌が美しい。この世で最も尊い事実に今日も咽び泣きそうだ。然し俺が咽び泣いた所で相槌を打ってくれる奴は居ないし、呆れたように見て来る奴も、いっそ頭が可笑しいのかと蔑んでくれる本_歌も居ない。嗚呼、なんて無情な世界なのか。神は居なかった。いや俺も神の端くれでは在るがそうではなく。まあ俺の本_歌は絶対神と評して差し支えないがそう云う話でもなく。
…俺の話を聞け!五分だけでも良い、貸した小判の事など如何でも良いから!──と、云えば大概は同情して話を聞いてくれると誰かが言っていた。そうだ、話を聞いて欲しい。俺の本_歌が如何に美しいか、如何に気高いか、そんな本_歌の写しで在る俺は如何に幸せか。呼吸をするように本_歌へのありとあらゆる言動を吐き出し、挨拶代わりに「俺の本_歌尊い」と言い出す俺の相手をして欲しい。勿論、幾ら俺が本_歌馬鹿の刀だろうと、それだけで会話を染める気は毛頭無い。寧ろ俺の本_歌談義は華麗に流して良い、右から左へ受け流してくれて構わない。いっそ呆れ果てたり「わあそうなんだ(棒読み)」「ところで明日の天気雨らしいぞ」で良い。大切な事は、そう、俺が吐き出せる事。これでも存外話題は豊富に持ち得ている、あんたの暇潰し及び気晴らし相手として俺は最適だ。何せ国_広の傑作だぞ、少し頭の螺子は抜けているかも知れないが特に問題無い。いっそ「同派の面倒は見ます」「初_期_刀仲間として捨て置けません」「然したる由縁もないけど面倒見ます」の声を大募集中だ。今なら俺の素晴らしい本_歌談義に加えて、本_歌を想って詠ったあいうえお作文付き。
因みに、もし、万が一、本_歌が訪ねてくれると云うならば。覚悟してくれ、俺は言葉と云う刀の頃には持ち得なかった最大の武器を駆使して、セクハラをする。安心しろ指一本触れない。いきなり取って喰う程の礼儀知らずではない。あくまで言葉として主張する事に愉悦を抱いてる。罵倒蔑みを通り越してからの呆れた眼差しが主食だ。ツンデレ?いやいや、クールビューティを冠するに相応しい本_歌はクーデレ、…戯言だ。どんな本_歌でも、俺の一等大切な本_歌だ。呆れながら付き合ってくれ、俺と云う存在を生み出した責任を取って欲しい。…嗚呼、この感情の出所が恋慕ではないとは云え、恋仲の居る刀を口説いたりセクハラをしたり揶揄う趣味はない。其処だけ要注意だぞ、自己申告大事。報連相の徹底は主命。過度の変態的発言が不得手な場合も申告を頼む。
・背後成人済女性
・原作遊戯体験済
・最低限の暈し必須
・帯使用(招待は此方)
・期間は三日間(継続応相談)
提供は無論俺、募集は刀種問わず不問。長ったらしく要領を得ない立札を此処迄読み進めるとは、さてはあんた暇だな。良かった、俺も丁度暇を持て余してあいうえお作文の第二弾を作ろうかと思っていた。早く訪ねてくれ、合言葉は「山_姥_切_長_義を崇め奉る会」で頼む。嘘だ。俺は一体この立札で何度本_歌と紡いだのだろう。突っ込み急募、一振りでの漫才は些か堪える。例え俺が国_広の最高傑作でも、掛け合い必須の夫婦漫才のような関係に焦がれるんだ。
文を貰ったら三日以内に返す、必ず連絡先を記載しておいて欲しい。その他必要事項は無い、俺への賞賛でも賛同でも突っ込みでも喜んで受け入れよう。負けじと自らの同派なり何なりへの衝動を叫んでも良い。握手しよう。
此処迄目を通してくれた事、感謝する。後はあんたが此方へ来るだけだ。
最後に一つ。題名は「渇求する望みを可及的に叶えたい」と云う俺渾身の駄洒落なんだが、如何思う?
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2 山_姥_切_国_広至極当然のように訪れる黎明を疑う者は居ない、夜は明ける。嗚呼、夜は明けるんだ。本_歌の存在夜も、世界も、何もかも明けて、尊い黎明が降り注ぐ。今日も今日とて俺の本_歌(概念)は美しく煌々と俺を照らしている、この幸福に包まれる為ならば布の一枚二枚惜しくない。
前回相手をしてくれた奴には礼を。此度集うのは今日と明日の二日間、抜いた螺子を油で揚げた後遡_行_軍に投げ付けるような俺の相手をしてくれる存在だ。
安心しろ、何も案ずる事は無い。俺は優しい。少し一振りに対して愛を惜しみなく注いでいるだけだ、基本的に優しい。流石は国_広の傑作だとあんたも思う事間違い無し。
早く来てくれないか、外の浮かれた空気に当てられた所為で俺も浮かれている。この儘だと一振りでれっつぱーていとやらを開催してしまうぞ。良いのか。良いんだな。寧ろ見たい?そうか分かった、其処迄言われたなら期待に応える他無い。あんたに見せてやろう、俺の真価をな。
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