短期募集

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1 衛_宮_士_郎
終末にてその恋を(R18)
──その恋は処されるべきなのだろうか。


その日の朝、窓越しに見える空がやけに白かった。

天気予報は曇りだっただろうか。そう思い、テレビをつける。しかし黒い画面に映ったのは、ざあざあと不快な音をたてる砂嵐だけ。
なにかがおかしい。どのチャンネルにしても何も映らない。おまえは首を傾げながらスマートフォンに目を落とす。みれば、時刻は朝の4時で止まっていて。そして今まさに──ぴたり、ぴたりと。目の前でアクセスしていたサイトが消えていった。

胸騒ぎに駆られて、家から飛び出す。
けれど既に外には誰もいなかった。人も、車も、動物の姿すらない。
誰もいない。誰の姿もない。誰ひとりとして。何も分からぬうちに独り、おまえは取り残されてしまった。いや、正確には──独りというわけではなかったのだが。

誰でもいい。そうして誰かの存在を探して、街を駆け回っていた時。
とても聞き慣れた声が、おまえの背後から聞こえてきたのだ。


「なあ。もしも世界が滅びたっていったらどうする?」


<世界観・設定>
前提として、おまえは俺を含めた当Cに片想いをしている。それは恋と一言で片付けるには複雑すぎて、愛と謳うにはあまりに後ろ暗い。要はおまえは、俺たちへの想いを拗らせているってわけだ。
そんな想いがどう作用したのか、ある日おまえが目が覚ますと、世界に終末が訪れていた。白くけむる街のなかには、俺とおまえの二人きり。
それ以外は普段となんら変わらない日常が広がっている。電気だって通ってるし、しばらくは食べ物にも困らないだろう。
おまえにはそんな終末の世界で一日、俺と一緒に過ごしてもらおうと思うんだ。
どんな風に過ごすかはおまえに委ねる。本当になんだっていいぞ。協力して他の人間を探すのもよし、二人で世界の終わりを満喫するのもよし。
───ここは、おまえが望んだ世界だよ。
でも、もし。多くの人間を犠牲にしてまで、二人ぼっちになることを望んでいたわけじゃないというのなら。
その時は、目が覚めた時に聞こえた声に従うといい。おまえには聞こえてただろ?
“恋心を殺せば、二人で夢から醒めることができる。”って。
ただし、自分でやるんじゃ意味がない。その時は俺たちを説得してくれ。俺たちの手によっておまえが死ねば、きっと元の世界に戻れるはずだ。

<提供>
衛_宮_士_郎
間_桐_慎_二
間_桐_桜
その他zero、staynight及びFGOに登場する全サーヴァント、全マスター

<募集>
間_桐_慎_二
衛_宮_士_郎
間_桐_桜
ア_ル_ト_リ_ア
遠_坂_凛
その他zero、staynight及びFGOに登場する全サーヴァント、全マスター

募集してる身で申し訳ないけど、上から順に微優遇。

<媒体・期間>
帯、もしくは捨てメアドを使う予定。よっぽどのことがない限り、帯の方で部屋を作ることになると思う。それで期間だけど……ストーリー的には、一日一緒に過ごした時点でおしまい。どのくらいかかるだろうな、一応余裕を持って一週間くらいにしておくか。

そんなわけで、興味を持ってくれた人は、後述する内容をふせて俺に連絡をしてくれ。削除するまでは募集してるから、気軽に送ってくれていいぞ。質問も受け付けてるからな。

件名 (空白)
・希望の組み合わせ
・萌え/萎え
・その他やり取りにおける希望や相談 ※任意
・連絡事項 ※任意
・誰もいない街中で当Cとばったり会ったシーンからの接触ロル(冒頭文の続きでも可)

ここまで長かっただろ、最後まで読んでくれてありがとな。
それじゃ、良縁を願って。

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