女神(完・受募) - 短期募集

1 同／田／貫／正／国
女神(完・受募)
俺が顕現したその日の夜、お前は寝床に来た。
なんて言ったんだったか。そう、「お前を男にしてやる」だったか？
たまらねえ夜だった。何度も上り詰めて、果てて、食らいついて、貪った。夜が明ける頃にはお前は気を失っていて、綺麗な顔を朝陽が白く照らしていた。戦と戦と戦の果てに、俺は随分美しい世界に来ちまったもんだと、その時に思った。

……長々と何の話だって？うるっせえ、俺が一番思ってるよ。
手っ取り早く条件を並べる。この辺が当てはまらねえなら無え縁だと思ってくれ。
・PL条件
20歳以上女性、原作プレイ経験有、動作・反応が分かる完描写を回せる（形態不問）、帯を使用、展開や会話を楽しめる
・PC条件
属性が受けの実装済み刀＿剣＿男＿士
短刀だろうと薙刀だろうと構わねえし、最初に俺が長々語った話にちょっとそぐわねえような見た目や物言いでも構わねえ。題で勘違いしてたら悪いが、女体化は今回無しだ。

じゃあ、何がしてえかの説明だ。
俺が顕現したその日のうちに、俺の寝床に忍んでまぐわったお前。俺のことを好きになってそうしたのか、誰かに命じられてしたのか、他の理由があったのか、それはお前のことだ。お前が決めてくれりゃいい。
主の采配もあって、俺は初陣からずっと戦じゃ負け知らず。どんな戦場に立っても、どんな敵を相手にしても、いつだって負ける気がしなかった。お前の……そう、ご利益が守ってくれてる気がしたからな。
お前は俺にとっちゃ女神様だ。だからこそ、お前に近付くことができなくなった。妙な崇拝心をこじらせて、遠くから眺めることしか。

……ってのが基本設定だ。実際のやりとりの設定は次から選んでくれ。

甲．現代遠征デート
そんな俺とお前が、二人だけで2010年代の日本への遠征任務を受ける。表立っての戦闘は無し、要は哨戒みてえなもんだ。それも、所定の場所幾つかに感知用の呪符みてぇなのを仕込むだけ。だってのに時空やらなんやらの都合で、時間ばっかりがたっぷりあるんだ。
……鍛錬と戦以外の暇の潰し方なんざ、一つも知らねえよ。だが、女神が一緒なら話は別だ。そうだろ。

乙．暇な内番
俺とお前が同じ内番任務に就いた時、なんだかみんな笑ってやがる気がしたんだ。気が付いたらみんな色々と理由を付けて席を外して、俺とお前は二人きり。今日は嫌味なくらいいい天気で、誰かが縁側に茶と茶菓子の用意までしていってる。二人分だよ、勿論な。
お前が戸惑ってるのか、笑ってるのか、ほくそえんでるのかなんて俺には分からねえ。だが、女神との時間だ。精一杯、良い時間にするだけだ。

丙．敗戦
本当に初めての敗北だったんだ。冷たい泥雨にずぶぬれで、仲間と敵と自分の血がこびりついて、腕と足が繋がってんのか外れてんのかすらよく分からねえ。転がるように本丸に逃げ帰ってきて、手入れ部屋に仲間を押し込んだ。酷く敗けたってのにまだ戦がやりたくてたまらなくてギラつく戦馬鹿のツラを誰にも見られたくなくて、自分の部屋に転がり込んだ。
お前が俺の部屋に入って来たのは、何の為だろうな。慰めるためか、叱るためか、それとももう一度俺を男にしてくれるってのか？

やりとりは短期で、一区切りつくまで。設定を割りと細かく決めたが、展開は完全に自由だ。ほのぼのした温かいやりとりになろうが、崇拝を憎悪に捻じ曲げる大事件を起こそうが、ドロドロのごたごたに巻き込もうが、何だって構わねえ。俺もやりたいようにやる。それでいいだろ。

興味を持ってくれたら、文をくれ。帯の招待状はあってもなくてもいいが、無い場合は届く宿でくれよな。
そっちの姿、俺の寝床に忍んで来た日の事情、希望する設定、付け足しで何やかや。そんなとこだろ。どうせ初回から相談は必要だ、描写はいらねえがつけたきゃつけてくれてもいい。
長え話になった。目を通してくれてありがとな。
2019/3/7(木)8:30
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