短期募集

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1 納/棺/師(第/五/人/格)
死が、
──死が、僕を襲ってくるようだ。睡眠は一種の死だと云われているように、僕はいま死に掛けている。あなたは、もう眠りに就いているのでしょうか。死に顔が安らかであることに、越したことはないですから。安らかに眠れているのでしたら、幸いです。
ただ、……その。今回は。あんまりにも、僕の背を追う死が恐ろしい。眠ることを恐れないあなたの勇気を、死に似た静謐から逃げ出せるあなたの足音を、僕に聴かせてほしい。聴かせては、くれませんか。どんな話でもいい。第一、僕は子守唄なんか知らない。いいんです。愛の話、死の話、恋の話、夢の話、生の話、──なんでも、何でもいい。ただ、二日、三日。あなたが許してくださるのならば、その先も。あなたが、僕の棺桶に納まる夜まで。……ああ、これは欲張りが過ぎました。ごめんなさい。……、……とにかく、僕を殺そうとする睡魔の声を、あの呪いを、解いてはくれませんか。すこし、すこしだけ、声を聴かせてくれるだけでいいんです。ほんとうに。

条件、は、規約を守れていること。探偵さんは成人済みの女性であること。……あとは、何だろう。あまり、思い付かなくて。場所は帯か、ぽいを予定しております。帯なら、ぼくが棺桶を──場所を作るので、連絡がつくようなものをください。ペースはお互い、会話をしやすいテンポで。すこし脚が遅い僕に、寛容である方でしたら、嬉しいです。
提供と募集については、短期間ですから、……その、口下手ですが、僕とお話をしてほしい。募集は、同作品の方々。なかまと、……狩人の方です。あなたのお好きな方と話せたら、幸いです。要望や、訊きたいこと、今夜の夢、何でも構いません。何かありましたら、ご気軽に教えてください。

このくらい、でしょうか。……今宵も、死がやってくる。あなたがどうか、刹那の死に囚われ、悪夢を見ませんように。朝になれば、起き上がって、ひとみを合わせて、やさしく微笑み掛けてくださいますように。……ああ。……おやすみ、なさい。

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