短期募集
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1 マ／レウ／ス・ドラ／コ／ニア夜に咲く日中は行方も知らぬ、或いは交わる事の無い赤の他人。陽が暮れたら僕等の時間が訪れる。だから僕は夜が、闇が好きだ。
そうは思ったとて、この世の理は根深い。僕は将来を定められ、お前も卒業すればやがて元の世界へ帰るのだろう。僕が少し背伸びをする頃には、お前の寿命も尽きる。口を開けば意地の悪い言葉を並べる悪癖があってな。儘ならぬ数多の現実的な問題に眉を顰め、溜息を吐くお前が愛おしい。そんな「お前」を捜している。
…少し掘り下げるとすれば、僕からの一方通行に困り果てている無自覚なお前か、或いは双方の好意の認識があれど少し噛み合わない、擦れ違う、不安定な空気感と関係性を楽しみたい。伝わるだろうか、僕の歪みが。仄暗い闇の中で二人、肩を並べている時だけが幸福で、朝が訪れる事を何より厭うお前に逢いたいのだと言っている。
今日から始まる四日間、学校は休みとなった。お前には僕と共に怠惰で鬱屈とした、甘美な夜を過ごす事を強く望む。僕の寵愛を享受しろ、…そう怯えた眼をするな、嫌とは言わせないぞ。余程の事が無い限り、描写は要らない。興が乗れば、という事もあるかもしれないが、有限の時間を密に過ごすには僕の思考が耽りすぎてしまう。それでは勿体ない。四日経てば解放してやるのだから、観念して僕に捕まってくれ。…どうしても、離したくない。
お前の姿は男子生徒で、気が強く、押しに弱い人間であれば問わない。接点が無くとも歓迎しよう。但し、キ／ン／グ／ス／カ／ラーは遭遇率の関係で遠慮する。此方の属性は左。猟奇的な思考がある。そして、例に漏れず夜行性だ。陽が強い時間帯には滅多に顔を出さない。懇懇と述べて長文傾向に見られるが、テンポ良く会話を行う事も好む。
感性に響く人間が現れた時、招待状を送ろう。削除までは此処で待つ。明日の夜には何時もの様に、お前を迎えに行ける事を願っている。
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