金木犀の - 短期募集

1 羅＿刹(HSR)
金木犀の
華やかでいて温静な香りは何とも印象深く、人によっては懐郷の念を彷彿とさせると聞いた事がある。星の海を渡り歩く僕には馴染みのないものであっても、この地──仙＿舟『羅＿浮』に住まう彼らにとっては、在りし日の記憶が詰まった大切な思い出の一つでもあるのだろう。橙色に染まる小さなそれは、見た目に反して甘く豊かな香りを放ち多くの人々を魅了した後、その胸の内に消えない余韻のみを残し、音も無くひっそりと消えてゆく。その様がまるで人と人との出会いのようだと思ったのは、果たしていつの事だったか。行商人として慌ただしく日々を過ごしている内に忘れかけていたけれど、先日金木犀を目にした時にふとそんな事を思い出してね。些か前置きが長くなってしまったが、金木犀のようにいつまでも「記憶」に残り続ける何か──いや、この胸の内を柔らかく照らす誰かと出会う事が出来たら、と。……はは、重罪人とされる僕がこんな事を口にするなんて意外かい？そう構えずとも君に害を与えるつもりないさ。僕はただ、幾ら手繰ろうとも底の見えない君の最奥に触れたい。なんて言ったら警戒されてしまうかな。要は君の事を深く知り、叶うのであれば流れ行く時を共に過ごしたい。それだけだよ。

条件
・規約遵守、背後25↑以上の女性
・使用媒体は帯
・原作最新まで読了済み
・世界観に沿った暈しや言葉選びが可能
・描写は無し〜臨機応変に
※相性次第で継続可能(その際トラブルを防ぐ為フリーの中)

提供→募集
羅＿刹→景＿元
景＿元→羅＿刹

※に関しては必ずしもそうしなければならない訳ではないし、かと言って消極的という訳でもない。所謂優遇事項とされるものだけど、それは実際に言葉を交わしてみない事には判断が付かないものだからね。共に過ごす時間の中で、果たして僕達の間にどんなものが芽生えるのか……まだ見ぬ未来を夢想するのは実に甘美で、今にも心が躍り出すような心地ではあるが。今は再び相見える事になる君に思いを馳せておくとしよう。
さて、一先ずはこの辺りで筆を置くとして。最後まで僕の話に耳を傾けてくれた事に感謝を。もし僕と共に過ごしてくれる君が居るのなら互いの名と君が苦手とする事、それから君の為人に触れられるような自己紹介を聞かせてくれるかい？勿論、部屋の手配は僕が済ませておくから君は身一つで来てくれて構わない。ああ、此処を消すか〆るまで記事は有効だと添えておくよ。
それじゃ、まだ見ぬ君との再会を果たせる事を願って。
2023/11/26(日)12:46
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