短期募集

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1 カ/ー/ヴ/ェ(gnsn)
陽光に溶ける
カーテンの隙間から零れる陽射しが君の青みがかった灰色の髪を白く溶かす。それを見て朝だなと感じ、おはようを告げる。僕が望んでいることはたったそれだけだ。日暮れが早まり肌を撫でる風に冷たさを感じるようになった今の時期を二人寄り添って熱を奪い合えたらいい。

今晩は。僕が探しているのは後輩のア/ル/ハ/イ/ゼ/ンだ。申し訳ないが提供は僕に限る。冒頭に記したように眠る時と朝を迎える時を共にできる同居人を求めている。関係性は飽くまで先輩と後輩だ。互いに胸の内に何を秘めていたとしてもね。寝台を共にしているのだから本来よりは若干友好的であるかもしれないが、口論も楽しみのひとつだから好きなだけ吠えてくれ。僕も噛み付く事だろう。それでも夜は必ず共に掛け布を被り、同じ朝を迎える。僕はそれを史上の幸福として受け止めるんだ。

過度な接触と発展は今の所考えていない。それ程までの縁に恵まれれば勿論考慮の内に入るとしても前提にはしていない。だから属性は不問だ。生活は朝起きて夜寝ること。締切次第では多少の夜更かしもあるかもしれない。部屋は僕が用意するから君は身軽に来るといい。住まわせてもらってるんだからこのぐらいするさ。

この願いが君に届くよう祈っている。

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